劇場版アニメ「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」(多田俊介監督)が18日、公開される。2008年12月~14年9月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気バスケットボールマンガが原作。劇場版は原作者の藤巻忠俊さんが監修し、「黒子のバスケ」の続編に当たる「黒子のバスケ EXTRA GAME」に新エピソードを加えた“完全版”となる。書き下ろしのストーリーが矛盾なく組み込まれるなど、こだわりを感じる。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
誠凛高校バスケ部の黒子テツヤ(声・小野賢章さん)と火神大我(声・小野友樹さん)が高校2年生になり、夏のインターハイも終わりごろ、米国最強のストリートバスケットボールチーム「Jabberwock(ジャバウォック)」が来日。日本チームとの親善試合が行われるが、圧倒的な実力差で日本は完敗する。日本のバスケを笑う姿に激怒した誠凛高校バスケ部監督の相田リコの父・景虎(声・三木眞一郎さん)は、黒子と火神、そして「キセキの世代」を招集し、リベンジマッチに臨む……というストーリー。アメリカチームの選手役の声は、緑川光さんや稲田徹さんらが担当している。
原作者による新エピソードの追加はもちろんだが、これまでは敵だった「キセキの世代」がドリームチーム「VORPAL SWORDS(ヴォーパル・ソーズ)」として味方になる展開には、想像以上にテンションが上がる。そんな彼らが自分たちを上回るほどの実力を持った強敵に対し、力を合わせて立ち向かっていく姿は胸アツで、本物の試合のように応援したくなる。18日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開。(遠藤政樹/フリーライター)
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