北海道発の人気ローカル番組「水曜どうでしょう」（北海道テレビ放送）の「ミスター」こと鈴井貴之さんが7日、自身が手掛けるプロジェクト「OOPARTS（オーパーツ）」のDVD発売記念イベントを開催。番組のチーフディレクター・藤村忠寿さんとトークショーを行い、4年ぶりとなる新作について語った。

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　「水曜どうでしょう」については、今年1月に4年ぶりの新作が撮影されることが発表されており、トークショーで番組の話題について触れられると、藤村さんは「『安心してください、やってます。』そして『放送日は未定』ですね」と語り、鈴井さんは「今年の頭からやっている。もっと言うと、まだやります」と明かして、観客を沸かせていた。

　トークショーは、鈴井さんによるプロジェクト「OOPARTS」が2016年に行った演劇公演「HAUNTED HOUSE」のDVD発売を記念して行われた。鈴井さんは同公演終了後からゴールデンレトリバーを飼い始めたことに触れ、「家族を失った僕は今、犬しかよりどころがない」と離婚後の心境をポロリ。藤村さんは「ミスターが家の外で何かしゃべってるなと思ったら犬としゃべっていた。いやあ、ミスター終わったな、と思った（笑い）」と明かしていた。

　また、同公演に役者として出演した藤村さんは「本当に評判が良くてね。渡辺いっけいさんが初日に思わず感激して泣き、そして札幌公演では鈴井貴之が子供のように泣いたという、本当に良いお芝居でした」と振り返ると、鈴井さんも「本当にお客さんに喜んでもらえているという実感がありました。札幌公演だと、普段は地元だから親戚のおじさん感覚というか、あまり盛り上がらないものなんですよ。今も思い出して泣きそう」と手応えを語っていた。

　二人は、19日から開演する新作舞台「天国への階段」でも共演を控えており、藤村さんが「『天国への階段』はいける。本当に面白いと思う！」と自信を見せると、藤村さんも「いやいや、あなたはそう言うけど……、僕も面白いと思う（笑い）」と応じて盛り上げていた。