朝青龍:「頑張ってます」引退相撲に向け走り込み 「プレデターズ」“宣伝横綱”でコスプレ

「プレデターズ」イベントでコスプレを披露した朝青龍さん
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「プレデターズ」イベントでコスプレを披露した朝青龍さん

 2月に、暴行事件の責任を取って引退した大相撲の元横綱・朝青龍さんが23日、映画「プレデターズ」(ニムロッド・アーントル監督)の「宣伝横綱」に就任し、東京都内で行われたイベントに、映画に登場する最強の地球外生命体「スーパー・プレデター」のコスプレを披露した。作品のファンだという朝青龍さんは「プレデター」のコスプレに「子供のころから夢だった」とさまざまなポーズを取って大はしゃぎしていた。

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 「プレデターズ」は、87年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガーさん主演のヒット作をエイドリアン・ブロディさん主演でリメーク。「プレデターの惑星」を舞台に、エリート傭兵の部隊と地球外生命体「プレデター」との戦いを描くSFアクション。7月10日から全国で公開される。

 朝青龍さんは「プレデターに匹敵する最強の存在」として宣伝横綱に選ばれ、舞台上に設置されたブロック壁を破って登場した朝青龍さんは「悪役だけど、足も速いし、消えるし、人間のできないことを全部やるから大好きです」と話し、「どうですか? サイズは2回測りました。迫力あるものを作りたかったんです。記念にもって帰りたいと思ってね」と衣装へのこだわりを明かした。また、「朝青龍さんにとっての最強の人物は?」という質問に、朝青龍さんはいったん詰まった後、「結構難しい質問するね。普通はプレデターはしゃべらないからね」と素早く機転を利かして答え、観客を笑わせていた。

 サッカーW杯については「日本を応援しています。いろいろ、厳しいことを言われていますが、岡田さんにエールを送りたい」と話し、「サッカーをたしなまれるんですよね」と振られると、「いろいろありましたけど、子供とサッカーみると自分の仕事忘れちゃうくらい好きなんです」と舌を出し、頭をかいていた。また、10月3日に予定している引退相撲については「今いろんなとこ走って頑張ってます」と意気込んでいた。(毎日新聞デジタル)

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