名探偵コナン
#1143「乱歩邸殺人事件(後編)」
11月23日(土)放送分
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、恋愛ゲームの世界を舞台に、主人公とヒロインたちのドタバタ劇を描いた「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」(田尾典丈著、有河サトル画)です。エンターブレイン文芸局ファミ通文庫編集部の川崎拓也さんに作品の魅力を聞きました。
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−−作品の魅力は?
「ゲームの世界に行ってみたい!」「ゲームのヒロインに会いたい!」。そんなふうに夢想したこと、誰でも一度はありますよね。この作品は、そんな願い−−「好きなギャルゲーのヒロインたち全員を現実に呼び出す」−−をかなえてしまった主人公の物語なのですが、ゲームでは、ゲームであるがゆえに許され、語られない事象がありますよね……。例えば、ゲームで主人公が選ばなかったルートのヒロインはどうなるか?とか! そんな現実からの容赦ない洗礼を、愛するヒロインたちのために乗り越えていく主人公・武紀の漢(おとこ)っぷりをぜひ楽しんでいただければ! あと真のヒロイン、高橋愛子さんの活躍もぜひ。
−−作品が生まれたきっかけは?
この作品は弊社が主催する「エンターブレインえんため大賞」の第10回で、小説部門の優秀賞を受賞した「ギャルゲーの世界よ、ようこそ!」を改稿したものです。著者の田尾さんは以前ゲームの企画をされていて、その経験から必然的に生まれ出た作品だとのことだったのですが、選考の段階でも、その着眼点の素晴らしさは高い評価を得ていました。ちなみに出版されるにあたり「ギャルゲー」が「ギャルゲヱ」に変わりました(笑い)。
−−作者とイラストレーターはどんな方でしょうか?
田尾さんは、作品をプロット段階から理論的にきっちり組む方です。そして、すごくまじめで、ありがたいことに締め切りを破ったことがないんですよ。本作の主人公・武紀の真摯(しんし)な性格面は田尾さん由来のものですね。有河さんには、この作品ではギャルゲーキャラでありつつも、生身のぬくもりも併せ持った女の子が描ける絵師さんに!と考えてお仕事を依頼したのですが、その期待にみごとに応えていただいています。とにかく絵師という生き方に対するモチベーションが高い方ですね。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
もし、虚構の存在が生身の人間として、この現実世界に降臨したら、その存在は現実なんでしょうか? それともあくまで虚構なんでしょうか? 対象が虚構の存在だったときと現実の存在だったときとで、あなたの「好き」という思いに違いはありますか? なんてことをグルグル考えながら田尾さんと作ってきた本作も中盤を越えました。愛するヒロインたちとのトゥルー・エンドを目指す武紀の闘いも、ヒロインたちを顕現させた「フェアリーテール システム」からのさらなる干渉により、今後もっと激しくなります。また、外伝「シルバーブレット」の主人公・秀之も本編に深くかかわってきますので、ぜひ外伝も併せて読んでくださいませ! 「ハーレム成分が足らんのじゃ~」との方には短編集「Fandisc」が30日に発売されます!!
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