探偵!ナイトスクープ:3代目秘書・松尾依里佳さんに西田局長、早くもデレデレ

 人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)の“3代目秘書”に就任したバイオリニストの松尾依里佳(まつお・えりか)さんが3日放送の同番組に初めて登場した。松尾さんは「大阪出身で小さいころからずっと見てました。この(秘書)席に座れるだけで幸せです。気を引き締めて頑張ります」と意気込みを語った。朝日放送によると、出演が決まった直後から取材が殺到し、収録日だけではさばけず、別途取材日を設けなければならないほど注目を集めている。すでに2回の収録を終え、初回の収録はさすがに緊張している様子がみられたものの、2回目の収録ではすっかり番組の雰囲気に溶け込み、度胸のある様子を見せていたという。

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 2代目秘書の岡部まりさんが番組を卒業して以来、男性陣だらけとなっていた“探偵局”の西田敏行“局長”は3日の放送のオープニングで、「このところ小汚い男ばかりが隣に座ってましたが、やっと念願かなって、新しい秘書に来てもらえることになりました」と満面の笑みを浮かべ、ことあるごとに「かわいい」を連発。キダ・タロー“最高顧問”も「汗臭い男どもは、もうたくさん。京大出身の音楽家。バイオリニストで、才色兼備の美女」と手放しの喜びようを見せた。

 松尾さんは、大阪府出身のバイオリニスト。京都大学経済学部卒。4歳からバイオリンを始め、京大在学中の04年にプロバイオリニストとしてステージデビュー。06年にはドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)にオーケストラメンバーとして全話出演した。

 「探偵!ナイトスクープ」は、探偵事務所という設定で、視聴者から寄せられた身近な疑問などの依頼を、タレントたちが探偵となり、依頼者と一緒に調査する番組。松尾さんが視聴者からの依頼文を読み始めると、西田局長は「かわいいねえ。最初から間違えずにちゃんと読むのは大変だけど、よく頑張ったね」と何度も言って、目尻を下げっぱなしだった。

 収録後の会見で、西田局長から辞令を手渡された松尾さんは「最初にオファーをいただいたときは、信じられませんでした。小さいころから番組の大ファンだったので、まさか秘書にとお声がかかるとは思ってもみませんでした。家族もびっくりしてました。“エライことになった”と、とにかく驚いてました。いよいよ決定となったときは、しみじみとうれしさと感動がこみ上げてきて、不思議な気持ちでいっぱいでした」と喜びを語り、「岡部さんが素晴らしい方だったので、3代目秘書として見習っていきたい。岡部さんが築いてきたものを受け継ぐつもり。学ぶことが第一歩です」と意気込みを語った。(毎日新聞デジタル)

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