インシテミル:映画効果で文庫本2位にランクイン オリコン週間本ランキング

「インシテミル」の表紙
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「インシテミル」の表紙

 21日発表されたオリコン本ランキング(25日付)によると、俳優の藤原竜也さん主演で映画化された米澤穂信さんの文庫本「インシテミル」(文藝春秋)が5万部を売り上げ、文庫部門2位にランクインした。6月21日付で13位に初登場してから16日の映画公開に向け順位を上げ、今週ついにトップ3入りを果たした。

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 「インシテミル」は、人気作家・米澤さんの推理小説で、時給11万2000円という超破格の給料につられて謎の施設に集まった男女12人が、命をかけたサバイバルゲームに巻き込まれていくというストーリー。大手芸能事務所ホリプロの50周年記念作品として映画化された。

 なお、1位は東野圭吾さんの最新作で小説雑誌「月刊J-novel」(実業之日本社)に9月号まで連載されていた痛快サスペンス「白銀ジャック」(実業之日本社)。そのほかトップ10には、佐伯泰英さんの「布石 吉原裏同心13」(光文社)と「交易 交代寄合伊那衆異聞」(講談社)が、それぞれ3位と7位に初登場した。(毎日新聞デジタル)

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