映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」(デイビッド・イェーツ監督)が19日公開され、ロン役のルパート・グリントさん(22)と、ロンの妹で主人公ハリーの恋人ジニー役のボニー・ライトさん(19)、ルーナ役のイバンナ・リンチさん(19)が丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で舞台あいさつを行った。シリーズ完結編を迎え、グリントさんは「不思議な気分なんです。ロンをずっと演じてきましたし、最後の撮影の日は、映画が終わるのが信じられなかった」と振り返った。
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「ハリー・ポッター」シリーズは、英作家J・K・ローリングさんの大ヒットファンタジー小説が原作。20世紀末の英国を舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの魔法学校での生活や、ハリーの父母を殺害した闇の魔法使いヴォルデモートとの戦いを描いた。映画は1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」が01年12月1日に日本で公開され、興行収入203億円の大ヒットを記録。09年7月15日に公開された6作目「ハリー・ポッターと謎のプリンス」までに795億円の興行収入を上げている。
東京での舞台あいさつは2度行われ、合計1350人の観客が映画館に集まった。グリントさんと同じく、全作品に出演したライトさんは「本当に終わってしまうのか、と非現実的な気分でした。昔の撮影を思い出して、私も本当に若かったなと思う。素晴らしい旅をしてきたし、楽しかった」と思い出を語った。リンチさんは「前の生活が思い出せないくらい、『ハリー・ポッター』は生活の一部ですし、終わらないと思います。ここで築かれた友情は続くと思います」と笑顔で話した。
シリーズ最終作となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」は2部作で、17歳のハリー・ポッターがホグワーツ魔法学校の最終学年の7年生に進級。恐れられてきたヴォルデモート卿が復活し、魔法省ばかりか、魔法学校までもが「死喰い人」の支配下になった。ハリーと親友のロン、ハーマイオニーはヴォルデモートの抹殺のかぎを握る「分霊箱」を探し出す旅を続けるが、しっかりと結ばれたはずの3人のきずなを闇の力が引き裂き、ヴォルデモートの命令によってハリーを生け捕りにしようとする「死喰い人」の魔の手が次々と迫る……。ハリーの親友ロンの妹で恋人でもあるジニーとの恋の行方やハリーの最後の冒険、ヴォルデモートとの最終決戦が前後編で描かれる。
最終作について、グリントさんは「もしかすると、『これハリー・ポッター?』って思うくらい違います」と話し、ライトさんも「今までと全く違う作品。ホグワーツを出て、イギリスの田園風景がたくさん出ています。監督も勇気を持って取り組んでます」とうなずいた。リンチさんは「私もいちファンとして映画を見ましたので、皆さんもぜひ楽しんでほしいです」と、映画をPRしていた。
グリントさんら3人は17日に来日し、20日は「なんばパークスシネマ」(大阪市浪速区)、21日は「ミッドランドスクエアシネマ」(名古屋市中村区)で舞台あいさつを行う。「ハリー・ポッターと死の秘宝」の「PART1」は19日から、「PART2」は11年7月15日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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