オトナファミ:創刊6年で月刊化、第1号が20日発売 特集に「相棒」と「掘り出しエンタランキング」

「オトナファミ」月刊化第1号の表紙
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「オトナファミ」月刊化第1号の表紙

 マンガやゲーム、ドラマ、映画などの総合情報誌「オトナファミ」(エンターブレイン)が隔月刊から月刊化されることになり、20日、第1号が発売された。月刊化を記念した2大付録として、ICカードなどを収納できるマルチカードケースと、家庭用ゲーム機完全図鑑が付いて690円。

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 同誌は週刊ファミ通の増刊で「ファミコン世代に向けた総合情報誌」として04年に創刊。不定期刊、季刊の時代を経て隔月刊となり、さらに月刊化を希望する読者の声に応えての新創刊となった。“インドア系エンタメの総合情報誌”として、従来から好評だった映画やゲームの発売・公開カレンダーに加え、「今月読みたいコミック」や「今月欲しいホビー」などを同誌が推薦。より一般の人の生活に寄り添った構成になっている。

 巻頭では「ヒットチャートじゃわからない 掘り出しエンタRANKING 2010」としてエンターテインメント業界の1000人にアンケート調査を行い、洋画、邦画、テレビドラマ(国内、海外)、バラエティーDVD、アニメ、ゲーム(携帯機、据え置き機)の8部門で隠れた名作を紹介する。

 特集はドラマ「相棒」(テレビ朝日)で、表紙も水谷豊さん演じる杉下右京が飾った。「今すぐハマるための『相棒』10周年完全ナビ」として水谷さんや、神戸尊役の及川光博さんのインタビュー、傑作・掘り出しエピソードのセレクションを掲載。生みの親である脚本家の輿水泰弘さん、松本基弘プロデューサーの対談も収録されている。

 12月1日公開直前の検証「『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は辿(たど)り着けたのか?」では、同作品がどこまで原作アニメに近づけたのか、どこまでオリジナリティーを出せたのかを検証。主人公・古代進を演じる木村拓哉さんへのインタビューをはじめ、波動砲やワープ、ガミラス艦隊などのディテールを取り上げている。

 月刊オトナファミは毎月20日発売。次号は年末超特大号として来年ヒットしそうな注目のエンタメ作品・商品を特集する。(毎日新聞デジタル)

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