紅白歌合戦:桑田佳祐、がんから復帰 紋付きはかまで「帰って参りました」 27年ぶり出演

 7月に食道がんを公表し、療養していたシンガー・ソングライターの桑田佳祐さん(54)が31日、大みそかの「第61回NHK紅白歌合戦」にスペシャルゲストとして出演した。83年に「サザンオールスターズ」として出場して以来、27年ぶり。東京都内のスタジオから、紋付きはかま姿で登場し、「恥ずかしながら帰って参りました」と語り、「それ行けベイビー!!」や「本当は怖い愛とロマンス」を替わらぬ歌声で披露した。

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 司会の嵐の呼び掛けに「全国放送なんすか」と桑田さんらしい軽い語り口でジョークを飛ばし、「ふとした病によりまして、ご心配をおかけしまして、逆に熱いご声援をいただき、いい年となりました。来年は多分新たに飛躍できたらと思います」と話していた。

 NHKの井上啓輔チーフプロデューサーは、桑田さんにオファーした理由について「大きな病気をされて、元気に復活されたので『やっぱり桑田さんだ』という思いを視聴者が持てるように、元気とパワーを与えるステージにしていただきたい」と語っていた。(毎日新聞デジタル)

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