女優の篠原涼子さんが20日、六本木ヒルズ(東京都港区)で開かれた映画「グリーン・ホーネット」(ミシェル・ゴンドリー監督)のジャパンプレミアに応援ゲストとして登場。ゴンドリー監督は篠原さんを見て「(篠原さんの)出演作を見てみたい。ぜひ僕の映画に出てほしい。あなたはヌーベルバーグの女優、アヌーク・エーメをほうふつとさせる」と声をうわずらせて大興奮。篠原さんは「ありがとうございます! 今夜は興奮して眠れません」と喜んでいた。
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映画は、全米で大ヒットしたドラマを、「エターナル・サンシャイン」のゴンドリー監督が初の3D作品としてリメークした。全米で14日に公開され、3日間で興行成績3400万ドルで初登場1位。ドイツ、オランダ、オーストリアなどでも初登場1位を獲得した。物語は、新聞社の若社長ブリット・リイドが、夜は全身グリーンのスーツとマスクで身を包み、グリーン・ホーネットとして街中の犯罪者と戦う。ハイテク装置満載の愛車「ブラック・ビューティー」に乗って、相棒のカトーと共にギャングの支配者、ベンジャミン・コドンフスキーを追い詰めていく……というストーリー。主役のブリットはセス・ローゲンさん、前作でブルース・リーが演じた相棒カトーを台湾出身の俳優ジェイ・チョウさん演じ、ほかに、キャメロン・ディアスさんやクリストフ・ヴァルツさんら豪華キャストが出演している。
イベントでは、ステージから劇中の愛車「ブラック・ビューティー」が飛び出すという演出で、“3D映画気分”を味わった。篠原さんは「スリリングな作品なのかな、と思ったら、涙が出るほど笑い転げてしまいました。キャメロン・ディアスさんも大好きで、今回もとてもチャーミング。勉強になります」と感想を語った。日本が大好きだというゴンドリー監督が「今回は、白人よりアジア人の相棒の方がより強くてかっこいい映画を作ってしまったから、アメリカ人には嫌われています」とジョークを飛ばすと、ローゲンさんは「でも僕はカナダ人だから大丈夫だよ」と、フォローした。日本でも大人気のチョウさんは「来てくれてありがとう。うれしいです。映画を楽しんでね」とすべて日本語であいさつし、ファンを大喜びさせた。 映画は22日より丸の内ピカデリー(東京都中央区)ほか全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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