松田聖子:海外ドラマ「BONES」出演シーン公開 英語での演技に監督絶賛

「BONES-骨は語る-」シーズン5・第15話「魂の伴侶」の1シーン (c)2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
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「BONES-骨は語る-」シーズン5・第15話「魂の伴侶」の1シーン (c)2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

 歌手の松田聖子さん(48)がゲスト出演することで話題となった全米ヒット中のテレビドラマ「BONES-骨は語る-」シーズン5の第15話「魂の伴侶」の出演シーンが公開された。松田さんは日本人ジャーナリストの役で登場し、英語で演技を披露しているといい、監督や共演者からはその演技力やプロ魂に絶賛の声が上がっている。

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 ベストセラー作家の顔も持つ女性法人類学者・ブレナン博士とFBI(米連邦捜査局)捜査官・ブースが、遺体の骨に残されたわずかな物証を科学的に分析し、凶悪犯罪を解決していく1話完結型のクライムサスペンス。全米で高い人気を誇り、すでにシーズン6の放送がスタート。各回の平均視聴者数は1000万人を超えるという。

 松田さんは日本人「Riku Iwanaga」役で登場。ブレナン博士の執筆した小説に魅了され、取材したい一心で渡米してきたジャーナリストを熱演する。物語はレストランでのインタビュー中、アメリカではめずらしい大地震が発生するところから始まり、揺れが原因で地下鉄付近の水道管が破裂。水に押し出されて水路から人骨が流れ出たことで急展開していく。「Riku Iwanaga」はブース捜査官とブレナン博士の捜査に同行。研究所に密着するなど徹底した取材を開始するが、ブレナン博士は途中から取材に困惑することになる。なぜなら「Riku Iwanaga」の取材対象は博士本人ではなく、博士の小説のモデルになったブース捜査官らその仲間たちとの関係だった……というストーリー。

 このエピソードでは、小説への取材を通して改めてお互いを見つめ合う登場人物たちの姿がクローズアップされ、時代や国境を越えて生まれ変わっても深いきずなで結ばれるパートナー「魂の伴侶=ソウルメイト」との出会いがテーマになっている。

 第15話を監督したのは米俳優のチャド・ロウさん(43)。撮影現場での松田さんについて聞くと、「撮影後に(松田さんに)『あなたは素晴らしい俳優だ!』と言ったんだよ」と告白。「優秀な俳優というものは、何もしていないと感じるくらい演技を容易に見せるものだけど、聖子には間違いなくその能力があるよ。しかも異文化に囲まれ、母国語でない言葉で演技をして、立ち位置や照明まで計算して指示通りに体を動かす、これは本当に難しいことなんだ。それをすべてきちんとこなした彼女を僕は高く評価しているよ」と絶賛していた。

 また、主人公のブレナン博士を演じるエミリー・デシャネルさん(34)も「スウィートで、ラブリーで、そしてプロフェッショナルだった」とその仕事ぶりを称賛。さらに「聖子は信じられないぐらい素晴らしく美しい肌と髪の持ち主だが、日本には何か特別な技術があるのか?」とその美貌にも興味津々だったという。

 第15話「魂の伴侶」は、4月2日にレンタルスタートの「BONES-骨は語る- Vol.8」に収録される。「BONES-骨は語る- シーズン5 DVDコレクターズBOX」も同日発売で、価格は18480円。(毎日新聞デジタル) 

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