渡辺謙さん(51)と菊地凛子さん(30)という日本の2大国際派俳優に、ジョン・キューザックさん(44)やコン・リーさん(45)、チョウ・ユンファさん(55)という米中の著名な俳優陣が集結した米中合作のサスペンス映画「シャンハイ」(ミカエル・ハフストローム監督)が、8月20日に日本で公開されることが21日、明らかになった。
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「シャンハイ」は1941年、太平洋戦争が始まる前夜の上海が舞台。日本軍占領下のこの街に、米国情報部員ポール(キューザックさん)が降り立った。彼の目的は親友の死の真相究明だった。調査を進めるにつれ、浮かび上がってきたのは、中国、アメリカ、日本を巡る巨大な陰謀の影と、執拗(しつよう)にポールをつけ狙う日本人将校のタナカ(渡辺さん)、亡き友が愛した女のスミコ(菊地さん)ら、謎多き者たちの存在だった。そして彼はついに、事件のカギを握る裏社会のドン、アンソニー(チョウさん)と、彼の美しき妻アンナ(コンさん)にたどりついた。だが、アンナとの出会いにより、ポールの運命は大きく揺れ動く……というストーリー。
中国では10年6月17日に世界先行公開され、その後、台湾、香港、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、インド、イスラエル、レバノン、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、韓国などアジア各国・地域に加え、エジプトやオランダ、ギリシャなど現在までに17カ国以上で公開されている。米国では、11年中の公開が予定されている。
ハリウッドがかかわる作品では7作目の出演で、全編ほぼ英語のせりふで演じた渡辺さんは「また新作でお目にかかることができます。『シャンハイ』ではジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファらとしびれるような撮影をしてまいりました。久しぶりに闇の部分を前面に出した役をやらせてもらいました。少し違う一面をお見せできると思います。ご期待ください」とPRしている。また。菊地さんは今作について「とても完成された台本でした。台本を読んだ段階でこの映画にかかわることに、すでにワクワクしたのを覚えています。この映画が日本の方々に届くかと思うと、またワクワクします」と話している。
今年は太平洋戦争開戦の70年後という節目に当たっており、日本公開はギャガの配給で終戦記念日直後の8月20日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国でロードショー。(毎日新聞デジタル)
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