風間俊介:「中学生日記」で初教師役 “3年B組”生徒から担任に

「中学生日記」に出演する森田彩華さん
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「中学生日記」に出演する森田彩華さん

 アイドル「ジャニーズJr.」で俳優の風間俊介さん(27)が、4月に放送50年目を迎えるドラマ「中学生日記」(NHK)で初めての教師役を演じることが1日、分かった。風間さんは3年B組の担任・神沢俊介として1年間、出演する。また女優の森田彩華さん(22)が初の教師役に挑むことも明らかになった。

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 中学生日記は1962年に始まった「中学生次郎」が前身で、72年に現在のタイトルになった。オーディションで選ばれた名古屋市近郊に住む現役中学生が生徒役で出演。中学生の体験や気持ちを取材し、架空の名古屋市立東桜中学校を舞台に中学生の今の気持ちを描いている。

 風間さんは、99年に放送された学園ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)の第5シリーズに出演。優等生でありながらずるがしこいという二面性のある主人公の生徒を好演した。森田さんは02年の「第8回全日本国民的美少女コンテスト」出場をきっかけにデビューし、ドラマ、舞台などで活躍している。

 風間さん演じる神沢と森田さん演じる2年C組の担任・瑞穂彩花は、4月から新人教師として東桜中に赴任したという設定。神沢は、大学卒業後、仲間と共にコンピューターソフト会社を起業したが、仲間との考え方の違いから会社は解散。再就職で教師を選んだ。学校の常識にとらわれない発想で生徒と向き合う役どころ。瑞穂は、両親も教師という家庭に育ち、ストレートで教員採用試験に合格。同じ新人教師の神沢にひそかなライバル心を燃やしているというキャラクターだ。2人は4月8日放送分から出演する。

 同番組は50年目を記念して4月から番組スタイルを一新。番組冒頭で当日の番組内容や中学生から寄せられたどんな声に注目したかなどを紹介し、愛知県出身の男性デュオ「スキマスイッチ」が全国の中学生の声を基に制作したテーマソングが流れ、ドラマ本編がスタート。中学生の投稿コーナーなども新設される。また通常は名古屋市近郊から募集される出演者を、全国から募集して“転校生”として登場させる「転校生シリーズ」、全国の中学校を訪れて面白いエピソードや情報を紹介する「中学校探訪」などもスタートする。

 4月1日から放送日時が変わり、教育テレビで毎週金曜午後7時25分~同55分に放送される。(毎日新聞デジタル)

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