南野陽子:夫の話題に「熱くなってきた」と照れ笑い 檀れいと着物姿で「にっぽんの芸能」会見

司会を務めるNHKの新番組「にっぽんの芸能」会見に登場した南野陽子さん
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司会を務めるNHKの新番組「にっぽんの芸能」会見に登場した南野陽子さん

 女優の南野陽子さん(43)と檀れいさん(39)が7日、4月からスタートする新番組「にっぽんの芸能」(NHK)の会見に着物姿で登場。3日にインターネット関連会社を経営する男性(39)と挙式した南野さんは、日本の伝統芸能を紹介する同番組への出演を夫に報告したといい、夫の話題に「緊張して熱くなってきて、何言ってるか分からなくなっちゃった」と幸せそうに照れ笑いを見せた。 

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 「にっぽんの芸能」は23年間放送された伝統芸能番組「芸能花舞台」の後を受け、古典芸能を紹介する番組。幅広い世代に伝統芸能の魅力を親しみやすく伝えるため、前半15分を初心者向けの「花鳥風月堂」、後半の43分を愛好家向けの「芸能百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」として放送する。「花鳥風月堂」は檀さんが出演するドラマ仕立てで、歌舞伎や文楽などの名作の見どころ、古典芸能の基本を案内。「芸能百花繚乱」は南野さんが司会を務め、収録した古典芸能を放送する。

 南野さんは「(夫は出演を)とても喜んでくれましたし、剣道をしていたりして、家にいるとき正座でいたりするのでちょうどいいかも。いっしょにこれからいろんなものを学んでいきたいと思います」と幸せそうな笑顔で話した。先日の結婚報告会見について「(夫は)なんか笑ってました」と報告した。

 檀さんは、伝統文化にかかわる品を扱う不思議な店「花鳥風月堂」の女主人・雪乃を演じ、毎回、その回に放送される古典芸能の演目に合わせた着物で登場する。檀さんは「伝統芸能というと敷居の高い感じがしますが、この番組を通して私自身も多くの方々もより分かりやすく、楽しく伝統芸能に触れられたら」と意気込み、「歌舞伎を見ると、血が騒ぎます。DNAの深い部分でワクワクする部分があるのかな。未来に向けて先細りせずに、100年、200年と続いていってほしいという気持ちが強くある」とコメント。

 また檀さんは南野さんの着物姿について「格が高い。大人の女性の美しさがたたずまいから出ている。見習いたい」と絶賛し、南野さんも檀さんの着物姿を「きれいにきまってる。金麦とかもいいけど、さすがです」と話して笑わせた。

 放送は4月1日から教育テレビで毎週金曜午後10~11時。1日は歌舞伎「義経千本桜」から坂東三津五郎さんと中村時蔵さんによる舞踊「吉野山」、翌週8日は箏曲(そうきょく)の生田流・米川文子さんと、人間国宝の山田流・山勢松韻(やませ・しょういん)さんによる箏曲「春の曲」と「竹生島」を放送。(毎日新聞デジタル)

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