八日目の蝉:映画公開控え原作文庫本がオリコン首位

文庫「八日目の蝉」の表紙
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文庫「八日目の蝉」の表紙

 10日発表されたオリコン週間本ランキング(14日付)によると、直木賞作家の角田光代さんが07年に発表した初の長編サスペンス小説の文庫本「八日目の蝉」(1月25日発売、中央公論新社)が週間で3万7000部を売り上げ、文庫部門で首位を獲得した。

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 小説は、愛人の赤ん坊を誘拐し自分の子として育てた女性と、誘拐された女の子の成長後の姿を通して、本当の親子のきずなとは何かを問うヒューマンドラマ。昨年4月に檀れいさん主演で連続ドラマ化され、4月29日から井上真央さん、永作博美さん出演で映画も公開される。文庫は発売直後の1月31日付で同部門14位に初登場。2月7日付で4位に上昇し、2月28日付の2位を最高にトップ5内につけていた。(毎日新聞デジタル)

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