杏:「毎日子供に会いたい」と“母の顔” 連ドラマ初主演で母親役「名前をなくした女神」会見

ドラマ「名前をなくした女神」の制作発表会見に出席した(左から)りょうさん、尾野真千子さん、杏さん、木村佳乃さん、倉科カナさん
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ドラマ「名前をなくした女神」の制作発表会見に出席した(左から)りょうさん、尾野真千子さん、杏さん、木村佳乃さん、倉科カナさん

 モデルで女優としても活躍する杏さん(24)が4日、連続ドラマ初主演作「名前をなくした女神」(フジテレビ系)の制作発表会見に共演の尾野真千子さん(29)、倉科カナさん(23)、りょうさん(38)、木村佳乃さん(34)と出席。初主演で初めて母親役を演じる杏さんは「(子役と)お母さん、健太と呼び合ううち、見たことのない自分をモニターで発見することが多い。母親というものは子供が作ってくれるものなんだと思いました。毎日子供に会いたくて仕方ないぐらい可愛い」と“母の顔”を見せていた。 

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 ドラマは、子供の受験戦争を軸にママ友の光と影を描き出す社会派ドラマ。杏さんのママ友を木村さんらが演じる。職場のいじめを描いて話題となったドラマ「泣かないと決めた日」の渡辺千穂さんが脚本を担当する。主題歌はシンガー・ソングライターのアンジェラ・アキさんの新曲「始まりのバラード」が起用された。つるの剛士さん、平山浩行さん、五十嵐隼士さん、高橋一生さん、本宮功治さん、ダンスボーカルグループ「EXILE」のパフォーマー・KEIJIさんが杏さんらの夫役で出演する。

 ドラマでは、“ママ友地獄”などと呼ばれ、いじめや嫉妬(しっと)など5人の複雑な人間関係が描かれるが、出演者は口々に「5人の仲はとてもいいです」とアピール。互いにあだ名で呼び合っているといい、木村さんは「よったん」、尾野さんは「マッキー」、倉科さんは「カナブン」、りょうさんは「ゆみちゃん」とそれぞれのあだ名を明かした。杏さんは「スパイダー杏って呼ばれている」と明かし、木村さんが「手足が長いので。つぶあんとかこしあんっていうのもあったけど……。募集中です」と話していた。

 また杏さんが、夫役で実際に4人の子供の親であるつるのさんについて「子供への接し方がすごく慣れていて、一瞬で子供とうち解けている。子供の好きな歌をすごく知っている」と話すと、りょうさんは「うちの夫(KEIJIさん)はすごいんですよ。とにかくさわやかでお料理が上手で、(撮影の際に)フライパンにお酒をかけてフランベをしていた。いつか(ドラマの)家族で踊りたい」とコメント。木村さんは「うちの夫(本宮さん)もラグビーをやっていてすごくさわやかでハンサム」、尾野さんは「(夫役の高橋さんは)演じている間はとても怖い。普段は明るくて物知りな方」、倉科さんは「(五十嵐さんは)子供と接するのが上手」とそれぞれ“夫自慢”で盛り上がった。

 放送は12日から毎週火曜午後9時。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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