中井貴一さん(49)が19日、映画「プリンセス・トヨトミ」(鈴木雅之監督)の完成披露会見に主演の堤真一さん(46)、綾瀬はるかさん(26)、岡田将生さん(21)らと出席。撮影の思い出を聞かれた」堤さんが「岡田君に虫をくっつけた」とはしゃいだり、綾瀬さんが「暑かったです」と答えたりするなどぐだぐだややりとりが飛び交い、中井さんは「この3人のコメントで記事書けないでしょ? 加藤清史郎君の方がまともな受け答えをする。大人になれない大人たちの会見に付き合っていただいて……おわびします」とあきれ顔で集まった記者たちに頭を下げていた。
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「プリンセス・トヨトミ」は、「鴨川ホルモー」などで知られる万城目学さんの小説を映画化。国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の精鋭3人が、大坂夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔(まつえい)が生きていたという秘密を知ってしまう。大阪が「大阪国」として独立しているという秘密を知った調査官と、秘密を守り続けてきた大阪国に事件が起き、大阪の全機能が停止する……という物語。
会見では、堤さんが岡田さんについて「こいつオレのことおっちゃんって言うんですよ」と明かし、岡田さんは「撮影のとき、構ってもくれて本当に親せきのおじさんみたい」としどろもどろ。撮影で堤さんが虫が嫌いな岡田さんにセミの死骸(しがい)や生きている虫をくっつけて遊んでいたといい、岡田さんは「いじめっ子じゃないですか」と半べそをかいていた。また綾瀬さんは、堤さんに「(綾瀬さんは)大阪城を見て『お寺っていいですよね』って言った。その後に『あ、神社だ』って(笑い)」と暴露され、苦笑いをしていた。
会見には、鈴木監督、原作の万城目さんも出席。大阪出身という万城目さんは「(映画は)本当に面白かったです。普段の大阪をエンタテインメントで、しかもかなり変というたまらないテーストで撮ってもらっている。幸せだなと思っています」と満足げだった。映画は5月28日から全国でロードショー予定。(毎日新聞デジタル)
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