歌舞伎役者で俳優の松本幸四郎さん(68)と女優の松たか子さん(33)親子が映画「ライフ −いのちをつなぐ物語−」の案内人に決定し、28日、東京都内のスタジオで映画の親子ナレーションに初挑戦した。松さんが幸四郎さんを誘ったのが声の共演のきっかけで、自らをナマケモノと動物に例える松さんに対し、幸四郎さんは「ナマケモノだってナマケモノなりに必死に生きているんだよ」と突っ込み、松さんは「父は最前列に立つライオンでいようとしているんだろうなと思います」と親子ならではの楽しい掛け合いを見せた。映画は9月1日から全国で公開される。
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「ライフ−いのちをつなぐ物語−」は「ディープ・ブルー」「アース」のBBCのネイチャードキュメンタリー史上最高の制作費を投じた同名テレビシリーズを元に製作。最新機材で撮影された、今までフィルムに収められたことのない動物たちの知られざる驚異の映像を収録。動物たちが次の世代に生命をつなぐための生き残りをかけたドラマチックなストーリーで、生き抜くための知恵・勇気、そして本能で愛し合う最高の一瞬が映し出され、一瞬、一瞬に込められた限りなく美しい生命を、大スクリーンで動物たちの視点で楽しめるネイチャードキュメンタリー。
松さんは「私はBBCのドキュメンタリーがもともと大好きだったので引き受けました。しかも父とメッセージを分け合うというのは私たちにしかできないと思い、ぜひやりたいと思いました。私は動物に例えるとナマケモノだと思います(笑い)。自然の厳しさ、忍耐力、可愛い親子、美しい恋人たち、陸、海、空を旅するような気分を味わえる作品です」と作品をアピール。
幸四郎さんは「この映画は“いのちをつなぐ物語”という副題ですが私は歌舞伎役者として名前を引き継いできました。私の父が“襲名”の“名”は名前ではなく命だと言ったのをこの映画で思い出しました。そして、この前の(東日本大)震災で私自身に何かできることはないかと思ってきました。動物たちの闘う姿を描いた本作を、もし9月にもう少し日本が落ち着いた状況になっていたら見ていただけたらと思います。あと、たか子が『お父さんやりましょうよ』と言ってくれたのも大きかったです」と話し、「この作品を見て心と体の中にあるエネルギーをもっと信じたいと思いました。服を着ていなくても自然の厳しさの中で家族を守るゴリラの姿に感心しました」と映画に出てくる動物たちと父親としての自身の姿を重ねた様子だった。(毎日新聞デジタル)
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