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11月3日(日)放送分
「ウルトラマン」シリーズの原点となった空想特撮シリーズの第1弾「ウルトラQ」をハイビジョンカラー化した「総天然色ウルトラQ」ブルーレイ(BD)・DVDボックスの発売を記念して26日、渋谷パルコ(東京都渋谷区)パート1のカフェ「moph」が期間限定で「カフェ・ド・カネゴン」としてオープン。怪獣人生で初めて店長になったというカネゴンが、スケッチブックを使って喜びを表現。「楽しんでお金もたくさん使ってね」とカフェをPRした。カネゴンは期間中(~9月7日)の土、日曜(正午、午後3時、午後5時の3回)にカフェに顔を出し、来店者を出迎えるという。
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カフェでは、チリパウダーで書かれた「Q」の文字入りの「激辛!?ウルトラQカレー~2011年の挑戦~」(1000円)のほか、甘さひかえめのチョコクリームケーキで怪獣ペギラをイメージした「モフモフペギラ」(680円)、チョコバーとマシュマロで目を付けた「カネゴンパンケーキ」(850円)、カネゴンや「Q」の文字が浮かんだカフェラテ(550円)などオリジナルメニューが楽しめる。カネゴンは「特にパンケーキは超おすすめだよ!」といったものの、すぐに「でもお金の方がダ~イスキ!」と本音を見せ、報道陣を沸かせた。
オープニングイベントには、渋谷パルコ「ロゴスギャラリー」で原画展「総天然色ウルトラQ リターンズ 怪獣絵師 開田裕治とTOYの世界」を開催中の“怪獣絵師”開田裕治さんも応援に駆けつけ、カネゴンとともにカフェ店頭に作られた“カネゴン神社”で商売繁盛を祈願した。開田さんは「(ウルトラQは)モノクロの古い作品なので、なかなか表に出て来られなかったが、カラーになって渋谷の真ん中にカフェができて、僕の作品も見てもらえる場を作っていただいたことはとてもうれしい。これを機会に(映像の)『ウルトラQ』とはまた違った世界を味わっていただければ」と喜び、「からいカレーが好きなので、『激辛!?ウルトラQカレー』が気になります」と話していた。
「ウルトラQ」は1966年、「ウルトラマン」シリーズを手がけた円谷プロの創業者で映画「ゴジラ」の特撮監督など“特撮の神様”と呼ばれる円谷英二さんの企画で、米ドラマ「トワイライトゾーン」などをヒントに作られた1話完結型、全28話のSFドラマ。青年パイロット万城目淳(佐原健二さん)とその助手の戸川一平(西條康彦さん)、そして毎日新報の女性カメラマンの江戸川由利子(桜井浩子さん)がさまざま怪事件に遭遇し、時にユーモラスに、時にシリアスに解決していくという物語で、カネゴンのほか、ピグモンのモデルとなったガラモンなどウルトラシリーズで人気の怪獣も登場。最高視聴率36.4%、平均視聴率32.39%を記録して、日本に怪獣ブームを巻き起こした。
「総天然色ウルトラQ」は、最先端のデジタル化技術で、劣化によるフィルムの傷や汚れを修正し、さらに「“総天然色”カラー」をコンセプトに、当時の撮影現場を知る関係者の証言や当時の資料を基に、作品の世界観を生かして着色するカラーライズを施した。1巻は発売中、2巻は12年1月27日発売予定。9月5日には、渋谷パルコ パート3内のシネクイントで同作品の完成を記念したプレミア上映会(劇場窓口でチケット発売中。前売り2500円、当日2800円)も実施される。カフェと原画展は9月7日まで開催。(毎日新聞デジタル)
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2024年11月05日 12:00時点
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