お笑い芸人の楽しんごさんが、3D映像に加えにおいも楽しめるという史上初の4D映画「スパイキッズ4D ワールドタイム・ミッション」(ロバート・ロドリゲス監督)の魅力を伝える日本版スパイ「エージェント4D」のメンバーに起用され、31日、東京都内のスタジオで発表会見を行った。お笑いトリオ「森三中」とともに「エージェント4D」となった楽しんごさんは「目と耳で楽しむ映画に、においが加わって、異次元空間のような感じ。今まで一番興奮した映画は『バタリアン』だったんですけれど、めっちゃ楽しかった。ワクワクして今も眠れない日が続いています」と興奮しながら”4D”映画の魅力を語った。
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「スパイキッズ」は、姉弟がスパイキッズとして世界 を数々の危機から救う大ヒットアドベンチャーシリーズ。今回はシリーズ初のデジタル3D映像に加え、もう一つのDとして“におい”を加えた初の“4D”上映が特徴で、劇場入場時に配られる「4Dミッションカード」を画面に出てくる番号が点滅したタイミングでこすると、シーンに合わせたにおいが飛び出すというユニークな仕組みになっている。
映画にちなんで好きなにおいについて聞かれると、楽しんごさんは「ブルーベリーとか青リンゴの香り。お風呂に入っている感じです」と乙女ちっくに答えていたが、映画のカードの中では「カードをこするの大好き! 粘土のにおいが一瞬うわっとくさいんですけれど、小さなころを思い出す感じです。やみつきになっちゃいました」と本音を明かして、会場を盛り上げていた。
映画は、元敏腕スパイの母親を持つ双子の姉弟が、新スパイキッズとして突如世界の危機を救うミッションに挑む。敵は世界の時間を止め、過去にさかのぼって全世界征服を企む史上最悪の悪党・タイムキーパー。双子に与えられたミッションは、敵の手に落ちた超時空を操る秘石、クロノスサファイアを取り戻し、超時空崩壊を阻止すること。元スパイのママと生まれたばかりのベビースパイ、超秘密兵器スパイ犬を加えた最強スパイ一家は、数々のハイパースパイアイテムを駆使して敵に立ち向かう……というストーリー。
この日は、テレビスポットの公開ナレーション収録も行われた。CMナレーションが初体験の楽しんごさんは「本当に光栄。ものすごく大きな任務なんだと肝に銘じて、しっかりPRしたいと思いまちゅ」と意気込み、カードをこすってにおいをかぐことにちなんで「ドドスコスコス! こすってにおいを楽しんで! 4Dマジやべぇ!」と最後は俳優の東幹久さんの物まねでナレーションをした。
映画は、9月17日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか、全国でロードショー。(毎日新聞デジタル)
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