新垣結衣:ショートカット姿をファンの前で“初披露” 「麒麟の翼」ワールドプレミア

映画「麒麟の翼」のワールドプレミアでショートカット姿を初披露した新垣結衣さん
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映画「麒麟の翼」のワールドプレミアでショートカット姿を初披露した新垣結衣さん

 女優の新垣結衣さんが28日、東京都内で開催中の東京国際映画祭で上映された映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」(土井裕泰監督)のワールドプレミアに主演の阿部寛さんや溝端淳平さん、田中麗奈さんらとともに登場し、ドラマのために髪をバッサリと切ったショートカット姿を公の場で初披露した。会場からは「ガッキー!ショ、ショートカット、似合ってるよ」と声援が飛び、新垣さんは「“かんじゃった”ね」と笑顔で突っ込んでいた。

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 殺人事件の容疑者の恋人役でミステリーのヒロイン役に初挑戦した新垣さんは、「テレビドラマシリーズがすごく大好きなので、その世界に飛び込めたことや、人の心に温かいものを残してくれる作品に参加できたことを、すごく幸せに思ってます」とにっこり。「(溝端さん演じる刑事の)松宮さんと(阿部さん演じる刑事の)加賀さんと向かい合って、職質されるシーンは、その世界に自分がいることがすごく不思議で、うれしかった」と笑顔で語っていた。

 「麒麟の翼」は、人気作家・東野圭吾さんの小説「加賀恭一郎シリーズ」最新作で、阿部さん主演のドラマ「新参者」(TBS系)のキャストを引き継ぐ形で映画化。日本橋で男性が胸を刺されたまま8分間も歩き続けたのち、翼のある麒麟像の下で力尽きるという殺人事件が起き、容疑者の男は、現場から逃亡する際、車にひかれて意識不明となった。事件直前の容疑者の不可解な行動、無実を訴える容疑者の恋人……捜査を進めた加賀がたどりついた被害者と加害者の家族や恋人の知られざる一面とは……という物語。

 原作の舞台となった東京・日本橋や人形町で撮影され、阿部さんをはじめ、加賀の大学時代の後輩・青山亜美役の黒木メイサさん、加賀のいとこで刑事の松宮脩平役の溝端さんなどドラマのキャストが再び集結。1月に放送されたスペシャルドラマ「赤い指~『新参者』加賀恭一郎再び!」に登場した山崎努さんや田中さんも出演する。

 この日のワールドプレミアは、「第24回東京国際映画祭(TIFF)」の特別招待作品として、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で同作品が世界初上映された。舞台あいさつには松坂桃李さん、三浦貴大さん、菅田将暉(すだ・まさき)さん、土井監督も出席した。映画は12年1月28日から全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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