人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが主演を務めた連続ドラマ「南極大陸」(TBS系)の最終回が19日午後9時から90分スペシャルで放送され、平均視聴率は22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高視聴率は午後10時14分の時点で25.5%だった。
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ドラマは、北村泰一さんの「南極越冬隊タロジロの真実」(小学館)が原案で、TBS開局60周年記念作品として、2月から半年以上にわたり撮影、制作された大作。木村さんは第1次南極越冬隊副隊長で地質学の研究者・倉持岳志を演じ、戦後最大の国家プロジェクトとなった南極観測を、熱い絆で結ばれた仲間や樺太犬とともに命懸けで挑む。ヒロインで倉持の義理の妹・高岡美雪役は綾瀬はるかさんが演じた。初回は2時間5分スペシャルで放送され、平均視聴率は22.2%。瞬間最高視聴率は午後10時37分の時点で25.5%だった。
最終回は、昭和30年代、戦後10年を過ぎ、倉持 (木村さん) は、第3次南極観測隊への参加を一度は断念したが、南極観測船「宗谷」の修理が完成したころ、氷室(堺雅人さん)や星野(香川照之さん)の働きかけにより、再び南極大陸へ行けることとなった。倉持は美雪(綾瀬さん)に「待っててほしい」 と自分の気持ちを告げ、昭和33(1958)年11月12日、犬たちが生きているという“奇跡”を信じる思いを乗せた「宗谷」は、南極へと出発した。暴風圏をなんとか抜け、南極圏から大陸までは180キロ。「宗谷」での上陸を目指しながらも、空輸で越冬隊と必要物資を運搬する作戦を立てる。倉持はひと足先に昭和基地に偵察に行く役目を任命され……という展開だった。(毎日新聞デジタル)
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