紅白リハ:五木ひろし 38年ぶりに紅白で「ふるさと」を歌う 「ドラマチックに」

「第62回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場した五木ひろしさん
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「第62回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場した五木ひろしさん

 大みそかに放送される「第62回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、「NHKホール」(東京都渋谷区)で行われ、五木ひろしさんが登場した。38年ぶりに紅白歌合戦で「ふるさと」を歌う五木さんは「喜んで引き受けました。今年ほどふるさとや絆を感じる年はなかった。紅白バージョンでドラマチックに歌います」と宣言した。 

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 今回、紅白で披露する際には転調してキーを上げて歌うといい「限界のキーにチャレンジします」と意欲満々の様子だった。五木さんは「被災地の人が悲しみや苦しみを乗り越えようとしている報道を見るたびに歌手として何ができるか考えた、そんな年だった」と東日本大震災が起こった今年を振り返り、「歌を歌っていてよかったと実感した。歌えていることの幸せ、喜びを感じた年だった」と話した。

 今年の「紅白歌合戦」は「あしたを歌おう。」がテーマで、司会は紅組が井上真央さん、白組はアイドルグループ「嵐」が務める。放送開始時間を昨年の午後7時半スタートから15分繰り上げ、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)で放送される。(毎日新聞デジタル)

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