紅白歌合戦:紅組7年ぶり勝利 井上真央は涙 AKB210人、聖子母子共演も

紅白歌合戦のカメラリハーサルに登場したAKB48=2011年12月31日、NHKホールで
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紅白歌合戦のカメラリハーサルに登場したAKB48=2011年12月31日、NHKホールで

 大みそかの風物詩「第62回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷の「NHKホール」から生放送され、紅組が7年ぶりに勝利し、紅組29勝、白組33勝とした。司会の井上真央さんは審査員の三谷幸喜さんから優勝旗を受け、「みなさんの力です」と感激の涙をみせた。

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 司会は白組が2年連続でアイドルグループ「嵐」、紅組は女優の井上真央さんが初挑戦。7歳の芦田愛菜ちゃんと鈴木福君、韓国女性グループの「KARA」「少女時代」らが初登場。日本レコード大賞を受賞したアイドルグループ「AKB48」は210人がステージでパフォーマンスを披露した。10年ぶり出場の松田聖子さんは「東京体育館」(東京都渋谷区)で行っている自身のコンサート会場から生中継で出演し、今回初出場を果たした娘の神田沙也加さんと観客とともに「上を向いて歩こう」を歌った。

 また、東日本大震災で被災した福島県出身のバンド「猪苗代湖ズ」をはじめ、岩手県出身の千昌夫さんが22年ぶり、福島県出身の西田敏行さんが21年ぶりに出場。「あしたを歌おう。」をテーマに、長渕剛さんや松任谷由実さんが被災地への思いを歌い、海外からレディー・ガガさんらがメッセージを送った。

 トリは紅組の石川さゆりさんが「津軽海峡・冬景色」を熱唱。大トリを4度目となる「SMAP」が、「SMAP AID 紅白SP(スペシャル)」と題して、メドレーで「not alone~幸せになろうよ~」「オリジナル スマイル」を披露。「ひとつになる」ことをテーマに、紅白では初めて、メンバーがステージから客席に降りて歌うなど、”再生”や”絆”を訴えるパフォーマンスで震災の年を締めくくった。(毎日新聞デジタル)

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