妊娠6カ月の女優のりょうさんが16日、東京大神宮（東京都千代田区）で行われたドラマ「恋愛ニート～忘れた恋のはじめ方」（TBS系）のヒット祈願に出演者として登場。12月初旬の第2子妊娠発表後に公の場に登場するのは初めてで、翌日が39歳の誕生日というりょうさんは、主演の仲間由紀恵さんから花束とバースデーケーキをプレゼントされて驚きながらも顔をほころばせ、「本日は、私の39歳のバースデーパーティーにお越しいただき、ありがとうございます！」とちゃめっ気たっぷりにあいさつした。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　ドラマは、“恋愛ニート”と呼ばれる恋愛に対して消極的で、恋の仕方をすっかり忘れてしまった男女6人が繰り広げるラブコメディー。りょうさんは仲間さん演じる主人公・木下凜の親友の相沢菜々子を演じ、ドラマの中でも妊娠するという設定。凜にとって本音を話せる貴重な存在の菜々子役について「42歳という実年齢よりちょっと高い役。恋愛も仕事も人生すべてを楽しんでいる人なので、私も楽しんでやっています。台本を見たとき“イタイ”人だなと思ったけれど、撮影が進むほどさらにイタイ。これからの菜々子が楽しみ」と笑顔で話した。

　ヒット祈願には、仲間さんとりょうさんのほか、佐々木蔵之介さん、市川実日子さん、永山絢斗さん、お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二さん、室井滋さんも参加した。自身と役との共通点について、男性を条件で選ぶという役の市川さんは「今のところ一つもないです。今まで私がやってきた役でも、私にも全くない要素」、女性を信じられない役の永山さんも「（共通点が）あるというと問題。女性は信じたいし、信じてほしい」と明かした。凜の世話を焼く上司役の室井さんも「共通点は全然ない。普段スーツも着なくて、ヒールも履かない。人のこともどうでもいい……」と報道陣を笑わせた。一方、田中さんは「失恋経験が多くて、恋愛に臆病で、スイーツが好きで、猫を飼ってるって、俺じゃん！ 逆に難しい……」と“等身大”過ぎる役を説明し、りょうさんに「ドラマは、田中さんのドキュメンタリーになると思います」と紹介され、苦笑していた。

　ドラマは、出版社の販売促進部に勤める凜は、美人ですべての仕事を自分でこなしてしまう32歳のキャリアウーマンだが、上司には「扱いにくい部下」、部下からは「頼りがいのない上司」と敬遠されている。ある日、親友・渡辺美帆（市川さん）の“離婚式”に菜々子と出かけた凜は、歯科医の松本直哉（佐々木さん）、一流食品会社でフレーバリストを務める多田耕太（田中さん）、24歳のイケメン・槙野駿平（永山さん）と出会い、ある日から3人それぞれが凜をデートに誘ってきて……というストーリー。ドラマは20日午後10時にスタート。初回は15分拡大版で放送される。（毎日新聞デジタル）