メディアファクトリーのライトノベルレーベル「MF文庫J」の創刊10周年を記念したファンイベント「MF文庫J10周年記念　夏の学園祭」が、7月29日に東京・秋葉原の「秋葉原UDX」で開かれることが明らかになった。「ゼロの使い魔」など作品別でイベントが行われたことはあるが、レーベルとしての大規模なイベントは初めて。同レーベル原作のアニメのステージイベントや作者のサイン会も催される。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「MF文庫J」は、男子中高生をメーンターゲットにしたライトノベルレーベルとして02年7月に創刊。アニメ化される作品が多いのが特徴で、03年の「陰からマモル！」「神様家族」、04年に登場した「ゼロの使い魔」など、初期からヒット作を生み出した。05年からは「MF文庫Jライトノベル新人賞」からデビューした新人作家も活躍。「かのこん」「聖剣の刀鍛冶」などが人気を集めた。最近は“はがない”の愛称で知られる「僕は友達が少ない」などがアニメ化されヒットしている。

　イベントではアニメ「この中に1人、妹がいる！」「僕は友達が少ない」などのステージイベントのほか、作者やイラストレーターのサイン会を予定。イラストやマンガ原画も展示し、会場限定のオリジナルグッズも販売する。開催時間は午前10時～午後6時で、入場無料。なおステージイベントへの参加には、3～5月に発売される同レーベルの新刊に付く応募券を3枚集めて応募すると抽選で当たる観覧券が必要。公式サイトでは21日から1週間限定でイベントのプロモーションビデオを見ることができる。（毎日新聞デジタル）