梅ちゃん先生:初回からの平均視聴率20%の大台に乗せる

6月15日放送の「梅ちゃん先生」の一場面=NHK提供
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6月15日放送の「梅ちゃん先生」の一場面=NHK提供

 堀北真希さん主演で放送中の朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(総合テレビ、月~土曜午前8時)の初回4月2日~6月13日放送の63回分の期間平均視聴率が初めて20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが14日、分かった。朝ドラの期間平均視聴率(初回~最終回)は、03年前期に中越典子さん主演で放送された「こころ」が21.3%を記録して以来、20%を割り込んでおり、今作で9年ぶりの20%超えが期待される。

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 ドラマは、戦後復興と高度経済成長の時代、一人の女性が失敗を繰り返しながら地域に根ざした町医者を目指す姿を描くドラマ。昭和20年代、終戦直後の焼け野原となった東京・蒲田を舞台に、医師を父に持ち、自分に自信が持てないヒロイン下村梅子が一念発起して医師を目指し、やがて地域医療に身を投じていく。初回視聴率は18.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、同4日放送の第3回で初めて20.0%の大台にのせていた。

 最近の朝ドラの期間平均視聴率は、10年前期の「ゲゲゲの女房」が18.6%、同後期の「てっぱん」が17.2%、11年前期の「おひさま」が18.8%、同後期の「カーネーション」が19.1%だった。「梅ちゃん先生」は全156回を予定している。(毎日新聞デジタル)

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