横道世之介:追加キャスト発表 世之介の父親役にきたろう、母親役に余貴美子

世之介の実家の食卓を囲む映画「横道世之介」の1シーン (C)2012『横道世之介』製作委員会
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世之介の実家の食卓を囲む映画「横道世之介」の1シーン (C)2012『横道世之介』製作委員会

 俳優の高良健吾さんが主演する映画「横道世之介」(沖田修一監督、13年公開)の追加キャストが発表され、高良さん演じる世之介の父親役をきたろうさん、母親役を余貴美子さんが演じることが10日、明らかになった。

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 追加キャストは世之介のアパートの隣人のカメラマン・室田恵介役に井浦新さん、吉高由里子さん演じる与謝野祥子の父親役に國村隼さん、祥子の母親役に堀内敬子さん、世之介の父親・横道洋造役にきたろうさん、世之介の母親・横道多恵子役に余さんらベテラン俳優陣のほか、世之介の同級生・阿久津唯役に朝倉あきさん、世之介の元カノ・大崎さくら役に黒川芽以さん、世之介の同郷の友人・小沢役に柄本佑さん、祥子の幼ななじみ・戸井睦美役に佐津川愛美さんら若手、江口のりこさん、眞島秀和さん、ムロツヨシさんら個性派俳優が脇を固める。

 映画は、08~09年に毎日新聞夕刊で連載された吉田修一さんの小説が原作。09年9月に単行本化され、10年の本屋大賞3位と第23回柴田錬三郎賞を受賞した。舞台は80年代後半、長崎の港町に生まれた主人公の横道世之介は18歳で大学進学のため上京する。嫌みのないずうずうしさと他人の頼みは断れないお人よしで、人がなぜか寄ってくるという性格の世之介の日常やガールフレンドの令嬢・与謝野祥子ら世之介を取り巻く人々との日々を描く。すでに池松壮亮さん、伊藤歩さん、綾野剛さんが出演することが発表されている。(毎日新聞デジタル)

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