伊藤英明:大島号泣にちなみ「今度は感動の涙を」 新春時代劇「白虎隊」に自信

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 俳優の北大路欣也さんが主演を務めるテレビ東京の13年新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」(13年1月2日放送)の制作発表記者会見が21日、東京都内であり、北大路さんや黒木瞳さん、伊藤英明さんら出演者が出席した。先日、伊藤さん主演の映画「悪の教典」(三池崇史監督)を鑑賞したアイドルグループ「AKB48」の大島優子さんが号泣したことにちなみ、記者から「(『白虎隊』でも)感動の涙を流させる自信はありますか?」と聞かれた伊藤さんは、「僕の力だけではどうしようもないですが、(13年1月)2日の7時間(の放送時間中に)、永遠に涙を流させる自信があります!それだけ心があたたまる話です!」と力強く話し、会場を大きく盛り上げた。

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 同局の新春ワイド時代劇は、79年にスタートし今作が35作目。「白虎隊~敗れざる者たち」は、会津藩主・松平容保(かたもり)に仕える会津藩家老・西郷頼母(たのも)ら一家のホームドラマを軸に頼母と容保の絆、新選組副長・土方歳三との友情、白虎隊の秘話を描く。頼母役を北大路さん、容保役を伊藤さんが務めるほか、土方歳三を岸谷五朗さん、頼母の妻・千重子を黒木瞳さん、頼母の妹・眉寿子(みすこ)を国仲涼子さん、頼母の母・律子を渡辺美佐子さんが演じる。脚本はジェームス三木さんで、主題歌「風歌 KAZEUTA」を歌手の加藤登紀子さんが担当する。

 会見には、国仲さん、小林稔侍さん、岸谷さん、須賀健太さん、中村蒼さん、西井幸人さんが出席したほか、スペシャルゲストとして加藤さんも登場。今回が初共演の岸谷さんの印象について、伊藤さんは「頼れる兄貴って感じで、ぜひプライベートでも酒を酌み交わしながらご一緒したい」とラブコール。一方、岸谷さんも「伊藤英明の映画を見ていて、心から出る芝居をしている。今までやってきた芝居が積み重なって、(今回の役の)重みになっていると思う。ゆっくり酒飲んでしゃべります」と絶賛していた。

 “恋愛担当”として、監督から「おもいっきり恋愛をしてください」とお願いされたという国仲さんは、「話の中では2人の男性と恋愛して、泣いて笑って悲しんでときめいて、ドキドキしっぱなしでした」とにっこり。岸谷さん演じる土方歳三とのロマンスについては、「見つめ合うだけでこんなにもドキドキするんだっていう、乙女な気持ちを味わえてうれしい」と振り返っていた。

 ドラマはテレビ東京系で13年1月2日午後5時から7時間にわたって放送。(毎日新聞デジタル)

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