お笑い芸人のスギちゃんが5日、映画「ダークナイト ライジング」(クリストファー・ノーラン監督)のブルーレイディスク(BD)とDVD発売記念イベントに、バットマンのコスチューム姿で登場。先日、発表された「流行語大賞」で自身のギャグ「ワイルドだろぉ」が年間大賞を受賞したことに触れ、「(ギャグは)成仏させない。また磨けば光るかも。奇跡を信じて」と期待。しかし、「年末まで1分1秒も無駄にできない」「一生分を今稼がないと」など弱気発言を繰り返し、“賞味期限”を気にしていた。
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「ダークナイト ライジング」は、「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続く、シリーズ完結編で、前作から8年後が舞台。マスク姿の残虐なテロリスト・ベイン(トム・ハーディさん)の出現により、恐怖のどん底へと陥ったゴッサムシティを救うため、再びバットマン(クリスチャン・ベールさん)が立ち上がるが、ベインの強さは復帰間もないバットマンの力をはるかに超えていた……というストーリー。BDとDVDは同日発売。
スギちゃんは、今年もっとも“ダークナイト”級に活躍し日本を元気にした最強のヒーローを選ぶ「ナイト(騎士)・オブ・ザ・イヤー」を受賞。“今年戦った敵”について聞かれると「人の飽き」と答え、ブームの終わりを気にする半面、「まず自分が夏に(ギャグに)飽きてしまった。でも年末まで続けてこれたのが、この賞につながったと思います」と苦笑しながら語った。
また、ロンドン五輪の競泳男子・平泳ぎ銅メダリストの立石諒選手も同賞に選ばれた。バットマンシリーズの大ファンだという立石選手は「すごくうれしいです」と受賞を喜び、最新作について「想像できない展開で、非常にワクワクしてみましたね。前作が大好きだったんですけど、それを超えたなって」と興奮気味に語った。また、来年の抱負について2人は、立石さんが「水泳を続けていきたいので、もっと練習して強い男になりたい」と力強くコメントする一方で、スギちゃんは「私は日本では狭すぎたなって。海外に出ます。本当にどうしようもなくなったら」と自虐的に語っていた。(毎日新聞デジタル)
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