NHK会長:紅白の年間視聴率トップにご満悦「充実したプログラム提供できた」

第63回NHK紅白歌合戦で紅組司会を務めた堀北真希さん(写真はリハーサル時)
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第63回NHK紅白歌合戦で紅組司会を務めた堀北真希さん(写真はリハーサル時)

 NHKの松本正之会長は10日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、大みそかの「第63回NHK紅白歌合戦」の視聴率が関東地区で前半33.2%、後半(午後9時から)42.5%を記録し、12年に放送された全局番組の中で年間1位の視聴率を達成したことについて「充実したプログラムをご提供できたと思います。世代を超えて多くの人に見ていただけた」と喜んだ。

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 松本会長は司会を務めた人気グループ「嵐」と女優の堀北真希さんを「それぞれ落ち着いた司会ぶりで安心して見ることができた」と絶賛。さらに「復興支援ソング『花は咲く』の感動的な大合唱、嵐の皆さんの(特別企画曲)『ふるさと』、自然をバックに熱唱していただいたMISIAさん、貫禄の美輪明宏さん……。日本全体に夢と希望を伝えることができたと、私は思います」と振り返っていた。

 紅白歌合戦は、5年連続で40%超えを記録するとともに、サッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(6月12日放送、テレビ朝日系)の35.1%を上回り、12年に放送された全局番組の中で年間1位の視聴率を達成した。

 年間視聴率トップは、紅白歌合戦かサッカーW杯中継が占めるのが定番。ただ近年は“テレビ離れ”が進み全体的に視聴率が低迷。紅白も63年には81.4%を記録したが、86年から60%を割り込み、04年からは40%を前後するようになっており、これまでに04、06、07年の過去3回、40%を割り込んでいる。(毎日新聞デジタル)

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