長谷川博己:「ミタ」以来の日テレで主演 渡辺淳一原作で無資格医を演じる

日本テレビ提供
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 俳優の長谷川博己さんが4月にスタートする連続ドラマ「雲の階段(仮)」(日本テレビ系)の主演を務めることが27日、発表された。「失楽園」などの渡辺淳一さんの同名小説が原作で、長谷川さんは診療所の事務員で無資格医の相川三郎を演じる。長谷川さんが日本テレビのドラマに出演するのは大ヒットした「家政婦のミタ」以来で、同局のドラマで主演を務めるのは初めて。長谷川さんは「今は喜びというより、主演ですし、日テレさん大丈夫ですか(笑い)という、少し不安もありますね」と喜びのコメントを寄せている。

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 ドラマの舞台となるのは、伊豆諸島にある過疎の島。医師不足の島で、医師免許がないまま島民を治療する三郎の運命と、彼を愛する2人の女性の生きざまを描く。三郎を愛する女性は、女優の稲森いずみさんが演じる診療所の看護師・鈴木明子と女優の木村文乃さんが演じる東京の大病院の院長の娘・田坂亜希子。さらに、島の診療所の所長・村木を歌手で俳優の大友康平さん、亜希子の父・田坂雄一郎を俳優の内藤剛志さんが演じるほか、俳優の萩原聖人さん、青柳翔さん、女優のキムラ緑子さんらが出演する。

 長谷川さんは同作の魅力を「医療のシーンにエロティシズムを感じさせる作品のように感じました。もちろん、ドラマには恋愛の部分もありますが、それだけではなく医療の部分が入り、しっかりしたドラマです」とコメント。自身と三郎の共通点を「(自分は)運だけでここまでやってきました(笑い)。三郎とは、そこら辺の境遇が似ているのかもしれません(笑い)。三郎に関しては、それは運が良かったのか、悪かったのか……というところを、ぜひ、ドラマで見ていただきたいと思っています」と話している。

 ドラマは日本テレビ系で4月から毎週水曜午後10時に放送。(毎日新聞デジタル)

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