フジテレビ:亀山新社長「映画を見る時間にテレビを見るようにする」 視聴率回復に意気込み

フジテレビの次期社長に内定した亀山千広常務
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フジテレビの次期社長に内定した亀山千広常務

 フジテレビの次期社長に内定した亀山千広常務が、31日に開かれた同局の社長定例会見で「取締役会で承認されてから社長が始まるのですが……」と前置きした上で、「何にも増して、一にも二にも視聴率回復。視聴者にどれだけのことをアピールできるか」と意気込みを語った。だが同時に「実は、すいません、映画事業をやっているときはそんなにテレビを見てなかったんです……」と告白。 「今は映画を見る時間に、テレビを見るようにしている」と話した。

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 亀山常務は「現場ともいろいろ話をして、彼らが何を悩んでるかだいたい分かってきた。昔取ったきねづかで、いろんなことが僕なりに見えてきました。営業は全く無知なので、豊田社長の助言をいただきたい」と語った。また「最近はスーパーニュースが明るくなっている気がするのがうれしくて、望みがある。報道(番組)、情報(番組)も未知の分野ですが勉強したい。所信表明はそのあと」と、話した。

 豊田皓社長は、これまでを振り返って「フジテレビの役員、社員各位に本当に感謝したい。一つ気がかりなのは視聴率だけれども、4月に入って回復してきた。たぶん亀山社長のことですので、心配せずに、さらに回復してくれるのではないかと思います」と語り、「亀山は若々しくて実績もあり、運もある。運も実力のうち。きっと素晴らしい会社にしてくれる」とエールを送った。(毎日新聞デジタル)

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