中村蒼:「八重の桜」で大河ドラマ初出演 ジャーナリスト・徳富蘇峰役

大河ドラマ「八重の桜」に出演する中村蒼さん
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大河ドラマ「八重の桜」に出演する中村蒼さん

 俳優の中村蒼(あおい)さんが、綾瀬はるかさん主演のNHK大河ドラマ「八重の桜」に出演することが3日、明らかになった。演じるのは、主人公・新島八重の夫、新島襄の開校する同志社英学校に熊本から転入し、やがてジャーナリストとして活躍する徳富蘇峰(猪一郎)役。大河ドラマ初出演となる中村さんは「自分が大河ドラマに出られるとは思ってもいませんでした。終盤からの参加なので、雰囲気などが出来上がっている現場に入りますが、臆せず芝居をしていきたいです」と意気込んでいる。

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 中村さんが演じる徳富蘇峰は、全国に先駆けて開校した洋学校である熊本洋学校の生徒だったが、洋学校が廃校に追いこまれ、京都の同志社英学校へ仲間たちとともに転入する。当初は、八重が夫の襄を呼び捨てにすることに反抗するが、自分たちに何かと世話を焼く八重に次第に心を開いていく……という役どころ。中村さんは「徳富蘇峰の成長をしっかりと演じて、見ている人たちに印象に残るような人物にしたい」といい、綾瀬さんについては「とてもすてきで芯が通っていて、これから撮影を共にするのがとても楽しみです」と語っている。

 ドラマは、明治元年、薩摩藩と長州藩を中心とする新政府軍と会津藩との間で行われた会津戦争で、鶴ケ城に500人の女たちと立てこもり、銃を持って戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、のちに同志社を創設した新島襄の妻となる八重の生涯を描く。NHK総合テレビで毎週日曜午後8時から放送中。中村さんは、9月15日放送の第37回から出演する。(毎日新聞デジタル)

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