田中圭:ゲーム史描く異色作で連ドラ単独初主演

連続ドラマ「ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~」で主演を務める田中圭さん=テレビ東京提供
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連続ドラマ「ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~」で主演を務める田中圭さん=テレビ東京提供

 俳優の田中圭さんが、10月にスタートするテレビ東京の連続ドラマ「ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~」で初めて連続ドラマの単独主演を果たすことが27日、明らかになった。1983~2013年のゲーム史を実在のゲームを織り交ぜながら描く異色作で、田中さんはゲームとともに成長する主人公の15~45歳を演じる。田中さんは「ゲームのCMでデビューしたこともあり、この作品に関われてとてもうれしいです。流行や、友達との関係性も変化していくのが魅力的な作品だと思います」と話している。

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 ドラマは、「カウボーイビバップ」「交響詩篇エウレカセブン」で知られる佐藤大さんが原案とシリーズ構成を手がけたオリジナルストーリーで、ドラマとゲームのストーリーが融合していることが特徴。2013年、45歳の渡辺礼治(田中さん)が、かつてゲームセンターを営んでいた実家を訪れ、親友の木戸や憧れの女性・高野と歩んだ30年の人生を思い出していく。タイトルの由来は、「ワンコイン」(=ノーコンティニュー)でゲームをクリアする人物「ノーコン・キッド」という。

 演出は、「平成仮面ライダーシリーズ」「アキバレンジャー」などで知られる鈴村展弘さんをはじめ、映画「モテキ」で日本アカデミー賞「優秀編集賞」を受賞した石田雄介さん、 映画「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬さん、映画「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一さん、映画「イエローキッド」の真利子哲也さんといった豪華な顔ぶれが手がける。

 同局の五箇公貴プロデューサーは「受験、恋愛、就職といった誰しもが経験する人生のイベントに3人がどう向き合って、それを乗り越えていくのかを実在するビデオゲームを通じて描こうと思っています」と紹介し、「もちろん出てくるゲームはすべて実物、実名です。涙が出るような懐かしいゲームがたくさん出てきます」とアピールしている。10月4日スタートで、テレビ東京やテレビ大阪などで毎週金曜深夜0時52分から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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