俳優の要潤さんが主演する映画「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」が、31日に公開される。2009年4月の放送開始以来、シーズン5まで放送を重ねている人気テレビシリーズの映画化。「このシリーズが始まったときから『いつか映画にしたい』という夢があったので、とてもうれしい」と喜ぶ要さんに、撮影の舞台裏や見どころ、作品にちなんで“タイプスクープしてみたい時代”などについて聞いた。(毎日新聞デジタル)
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「タイムスクープハンター」は、未来の通信社「タイムスクープ社」の記者=時空ジャーナリストの沢嶋雄一が、タイムワープ技術を使い、教科書には載らない名もなき人々の生活に密着し、記録した映像から真実を追求する歴史教養番組。シリーズを通して沢嶋を演じ、ゴーグルにボディースーツという役柄そのままのいでたちで取材現場に姿を現した要さんは、開口一番、「約5年携わってきた作品なので、ついに来たなという感じです。準備はできていました」と満面の笑みを浮かべる。
映画は、織田信長が天下統一の拠点とするも、1582年の「本能寺の変」の直後に謎の焼失を遂げた安土城の謎に挑む。テレビシリーズ同様、監督と脚本は中尾浩之監督が手がけ、タイムスクープ社の本部から沢嶋をサポートする同僚役で杏さんが引き続き出演。今回、新たに取材現場で沢嶋と行動を共にする相棒役として夏帆さん、取材対象の武士役に時任三郎さんらが登場している。
初共演となる夏帆さんについて、要さんは「すごく勘の鋭い女優さん」と絶賛。「この作品はリハーサルをせずに全部本番で撮っていて、最初の1、2日目くらいは不安に思われていたようですが、撮影が進んでいくうちに、ばっちり演技を合わせてくださった」と語る。
また、上司役で宇津井健さん、カンニング竹山さんといった新キャストも加入しており、「テレビシリーズではタイムスクープ社自体はあまり描かれていなかったんですが、内部事情も明らかになります。それから、沢嶋は“カメラを構えて取材している”という設定なので、自分が画面に映りこむことはほとんどなかったんですが、映画では客観的なカメラによる映像があるので、僕を含めた全体像も楽しめます」とアピールする。
シリーズを通してテーマになっているのが、徹底した時代考証に基づく作品づくりだ。登場人物が口にするせりふ、衣装や小物などもリアリティーを追求している。
そのため映画でも、物語の舞台である安土城跡で撮影を敢行。映像ではコンピューターグラフィックス(CG)で城が再現されているが、同地で安土城の撮影をしたのは、この作品が初めてだという。史実では安土城焼失当日は雨だったという説もあるが、琵琶湖から安土山に移動するシーンの撮影では、折しも巨大台風に遭遇した。
「基本的にテレビシリーズでも、雨や雪が降ってもドキュメンタリーなのでそのまま撮ってたんですね。でも今回は、大きな台風が直撃していたので『さすがにダメだろう』って思ってたんだけど……結局、撮影しました。全く風よけも雨よけもない中、舟での移動と石段を駆け上がっていくという撮影では、みんなびしょぬれになって。僕も(ゴーグル指しながら)ここに水がたまっちゃうくらいでした」と苦笑しつつ、現場の様子を振り返る。
そんな大変な撮影の裏側では、地元の人々から温かい歓迎を受けたという。「近江牛や鮒寿司(ふなずし)など、地元の名産をロケ現場に差し入れてくださいまして。それは『ここまでやっていただいていいのか』っていうくらいの手厚いものでした」と要さんは顔をほころばせ、「本当に大変なシーンというのもこの場面くらいで、あとはハプニングもなく順調に撮影できました」とにこやかに語る。
リアリティーあふれる劇場版に、「まさに“体感型戦国タイムトラベル”。映画館の大きな画面でその時代を体感してほしい」とアピールする要さんは、同時に、その物語を盛り上げる壮大な音楽も「映画ならではの大きな魅力」だと語る。「映画らしい音楽を久々に聞いたなという感じ。オーケストラの生演奏をシーンに合わせてそれぞれ作曲しているので、そのへんの迫力も感じていただきたい。ぜひ映画館で聞いてほしいですね」とすすめる。
テレビシリーズでは、一つの時代にタイムワープするのがお決まりだったが、映画では、戦国時代はもちろん、昭和のバブル期、第二次世界大戦中にも潜入している。「三つの時代を行き来するのも見どころです」と話す要さんだが、「もし、自由にタイムワープできたら、どの時代に行きたいか?」とたずねると、返ってきた答えは「恐竜時代」だった。
「ああいう伝説というか、未確認生物が好きで。不思議なものが好きなんです」と語り、「恐竜が滅びて、人類が地球上に生まれる瞬間を見てみたい。どうやって人間が出てきたか不思議じゃないですか? 人間の起源を知りたい」と熱を帯びた口調で語った。
「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」は31日から全国で公開。
<プロフィル>
かなめ・じゅん 1981年2月21日生まれ、香川県出身。2001年にテレビドラマ「仮面ライダーアギト」(テレビ朝日系)で俳優デビュー。その後、多くのテレビドラマ、映画などに出演。主な映画出演作に「CASSHERN」(03年)、「UDON」(06年)、「神様のカルテ」(11年)などがある。現在、出演した「映画 謎解きはディナーのあとで」が公開中。10月からは連続ドラマ「東京トイボックス」(テレビ東京系)で主演を務め、「刑事のまなざし」(TBS系)にも出演する。
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