竹内由恵アナ:Mステ卒業を前にコメント「担当させてもらえて幸せ」

「ミュージックステーション」を卒業するテレビ朝日の竹内由恵アナウンサー(右)
1 / 1
「ミュージックステーション」を卒業するテレビ朝日の竹内由恵アナウンサー(右)

 音楽番組「ミュージックステーション」(Mステ)を卒業するテレビ朝日の竹内由恵アナウンサーが27日、最後の出演を前にコメントを発表し、番組の思い出を振り返った。東日本大震災直後の放送(2011年3月18日)で「FUNKY MONKEY BABYS」(13年6月解散)が「あとひとつ」を歌った場面が特に印象的だったといい、「番組を見た知り合いから感動した、勇気をもらったという連絡がたくさんありました。音楽には人を元気にする力があるのだな、そういう音楽を届ける番組を担当させてもらえて幸せだなと実感しました」と、感慨深げに語った。

あなたにオススメ

 竹内アナは2008年に同局に入社し、同年秋から「Mステ」のメイン司会のタモリさんのサブを担当してきた。担当期間は5年で、サブ司会を務めた同局女子アナでは最長だった。後任は新人の弘中綾香アナが務め、10月18日の放送から出演する。

 初めて担当したのがこの番組という竹内アナは「最初の頃は毎回おなかが痛くなっていました」と当時の緊張状態を告白。出演アーティストから「背伸びしようとするから緊張するんだよ」と言われたといい、「この言葉が今も、いろいろな仕事をする時の気持ちのよりどころになっています」と打ち明けた。

 本番で感動の涙を流したのは、小学生の頃からあこがれていたという「SPEED」が、解散から8年を経て完全復活して番組に出演した回(08年11月14日放送)で、「小さい頃にみなさんの曲を何度も何度も聴いていた思い出が、走馬灯のように流れました」と語った。また、歌手の桑田佳佑さんがソロ活動再開時に「月光の聖者達」を歌った回(11年2月25日放送)にも「スタジオいっぱいに桑田さんの魂の歌声が響き、本番中何度も涙しました」と振り返った。

 竹内アナ最後の出演となる3時間スペシャル「もう1度見たいMステライブ映像グランプリ」は、視聴者のリクエストをもとにした秘蔵VTRランキングベスト70を放送。スタジオ生ライブには、約16年ぶりにYOSHIKIが登場するほか、AKB48、奥田民生さん、斉藤和義さん、きゃりーぱみゅぱみゅさん、Sexy Zone、Perfume、flumpool、Maydayなどが登場する。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事