大泉洋:父親気になり得意のトークも「やりづらくて」 主演ドラマ「地の塩」試写会

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 俳優の大泉洋さんが23日、札幌市内で行われたWOWOWの主演ドラマ「地の塩」の完成披露試写会に登場。歴史的大発見を成しとげるも捏造(ねつぞう)騒動に巻き込まれる考古学者を演じた大泉さんは、見どころを聞かれ「考古学とサスペンスの組み合わせ」とコメント。さらに「遺跡捏造や未解決殺人も出てきて回を重ねるごとにワクワク感が増すドラマです」と地元・北海道のファンにアピールしたが、イベント終了後「父親が来ていて舞台で話していてしょっちゅう目が合うものだから、もうやりづらくて」と照れ笑いを浮かべた。

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 ドラマは、考古学を題材に、捏造問題や未解決事件が複雑に絡み合うヒューマンミステリーで、脚本は、連続ドラマW「パンドラ」シリーズなど手がけてきた井上由美子さんが担当。WOWOWのドラマ初出演となる松雪泰子さんが教科書編集者・佐久間里奈、田辺誠一さんが未解決事件を追う刑事・行永太一を演じ、田中圭さん、板尾創路さん、陣内孝則さんらも出演する。

 物語は、考古学者・神村賢作(大泉さん)が、定説では日本に人類が存在しないとされる時代の遺跡を発見。この功績は里奈(松雪さん)の尽力により、歴史教科書への掲載が決まるが、神村が新たに着手した発掘現場から13年前に行方不明となっていた女学生の人骨が見つかり、行永(田辺さん)は捜査を再開。さらには、教科書の印刷が刷り上がるころ、里奈の元に、神村の学説に異論を唱える学者から、神村の発掘は捏造だという話が持ち込まれる……という内容。

 考古学者役と聞いて、初めに思い浮かんだのがインディ・ジョーンズだったという大泉さん。撮影を振り返り「発掘現場というのは期間限定で、最終日は“何か出るまで”と、徹夜で作業することもあるという。シビアだなと思ったけれど、ドラマ制作に似ているかも」と真剣な表情で語った。

 連続ドラマW「地の塩」は全4話。WOWOWプライムで2月16日から毎週日曜午後10時に放送。第1話は無料放送。またWOWOWでは、「『連続ドラマW 地の塩』放送記念!大泉洋が観たい!」と題して、大泉さんが出演する映画やドラマ、舞台を2月15日から一挙放送する。

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