黒木メイサ:若い選手の活躍に“加齢”嘆く 「年取ったなあ」

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 女優の黒木メイサさんが12日、東京都内で行われたドラマ「時は立ちどまらない」(テレビ朝日系)会見に登場。ロシア・ソチで開催中の冬季五輪について聞かれた黒木さんは「ここ数年、年下の選手ばかり気になる。(自分は)年を取ったなあと思います」と嘆くと、同席した中井貴一さん、柳葉敏郎さんら“先輩”俳優から「おい」と“総突っ込み”を受け、笑いを誘っていた。

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 会見には黒木さん、中井さん、柳葉さんのほか橋爪功さん、樋口可南子さん、吉行和子さん、神木隆之介さん、脚本を手掛けた山田太一さんが出席した。黒木さんは「山田さんの本で、キャストに呼んでいただいて、大事な皆さんと丁寧に(ドラマを)撮っていくことが経験できて、感謝しています。25歳で先生と出会えたことをうれしいと思う」と語った。

 また、中井さんは「津波や東日本大震災の話は(視聴者によっては)『(事実と)違う』と思うかもしれない。でも重要なのは伝えることだと思う」と話し、脚本を担当した山田さんも「『時は(震災から)止まっている』とおっしゃる体験者の方がいる。それは真実だと思う。一方で、どんな残酷なことでもそのままでいることはないと思う。現実は立ち止まらない。幸福も不幸も」と話し、ドラマタイトルに込めた思いを明かした。

 ドラマは山田さんが東日本大震災と家族の再生を描くオリジナルドラマで、テレビ朝日の開局55周年を記念して制作。震災で被災した西郷家と浜口家という二つの家族の崩壊と再生を描く。ドラマはテレビ朝日系で22日午後9時放送。

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