テレビ朝日:4年ぶり大型改編で「次のステップへ」

今春に大型改編をすると発表したテレビ朝日
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今春に大型改編をすると発表したテレビ朝日

 テレビ朝日は25日、定例会見を開き、今春の改編について「4年ぶりくらいの大きな改編」になることを明らかにした。今春の改編については日本テレビが“ゼロ改編”を発表したばかりだが、対照的な大幅改編について平城隆司取締役は「他局のように安定して視聴率15%以上を取るのはドラマの数本くらいしかない。好調のうちに次のステップに行ければ」と狙いを語った。

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 同局は今春、長寿トーク番組「徹子の部屋」が正午に移動し、昼の情報番組「ワイド!スクランブル」が午前10時半スタートに変更されるなど昼帯を17年ぶりに大幅改編。月曜午後9時で長年放送してきた「ビートたけしのTVタックル」を月曜午後11時台に移すことなども発表しており、同局の早河洋社長も「朝帯と昼帯の強化は重要テーマ」と強調した。平城取締役によると、今春の改編率は全日20.5%、プライムタイム16.6%、ゴールデンが22.1%になるという。

 また、「徹子の部屋」の移動について、平城取締役は「12時(正午)の顔のタモリさんが(『笑っていいとも!』を)卒業するということで、お昼に持ってきた。お昼にあのテーマが流れるのも、本人も喜んでくださってます。トーク番組としてもうちの看板番組ですし、さらに視聴者層が広がるのではないか」と期待感を示していた。

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