薬師丸ひろ子:芸能生活35年は“混沌” 放送ウーマン賞に感慨

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 女優の薬師丸ひろ子さんが、放送界で活躍し優れた功績をあげた女性に贈られる「放送ウーマン賞2013」を受賞し、7日に行われた贈賞式であいさつをした。「13歳でアイドルとしてデビューして、17~18歳でピークを迎えた。20歳をすぎると『もうだめだよね』って周りの人から直接いわれることもあった」と芸能人生を振り返りつつ「計画的につかんだものではなかったので、自分としては具体的につかめないものの中で混沌として生きてきたようなところもある」と感慨深げに語った。

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 「放送ウーマン賞」は、テレビ、ラジオ、制作会社、広告会社などで働く女性たちが集まる非営利団体「日本女性放送懇親会」が1973年から毎年、選出して表彰。過去には演出家の石井ふく子さんや歌手の和田アキ子さん、ニュースキャスターの櫻井よし子さんらが受賞している。

 薬師丸さんは、昨年出演したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」をはじめ、芸能生活35年にわたって活躍してきた功績が評価された。「役で賞をもらうことはあっても、自分の活動に賞をいただくのは初めて」とあいさつで笑顔を見せた薬師丸さん。「子供の時から地味で社交性がなかった私が、みなさんのおかげで表舞台に立たせていただいて、35年間この仕事を続けることができた」と感謝の思いを語った。

 今回は、薬師丸さんのほか、日本テレビの「キユーピー3分クッキング」の制作チームが受賞した。

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