売り込め!ご当地キャラ:高知の「ちりめんドンちゃん」 住みます芸人・淀家萬月が推薦

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 47都道府県に住み、地元に密着した活動をしている吉本興業の「住みます芸人」が、有名・無名を問わず、各地で“いい味を出している”ご当地キャラを推薦、その魅力を存分に伝えるコラム「売り込め!ご当地キャラ」。第26回は、高知県に住むお笑い芸人・淀家萬月(よどや・まんげつ)さんが安芸市のご当地キャラ「ちりめんドンちゃん」の魅力をお伝えします。(毎週日曜更新)

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 どうも! 高知県に住みます芸人の淀家萬月じゃこ! ブヒじゃこー! 高知県は、食材の宝庫です。東から西まで横に長い県ですが、その土地土地によって食べられるものがたくさんあります。そんな中、今日は高知県安芸市のご当地キャラを紹介します。高知県の東部・安芸市は、あの岩崎弥太郎や阪神タイガースのキャンプ地として有名なんです! 2010年には全国的に高知ブームが起き、その時に安芸市にたくさんの観光客が訪れ、地元の名物・ちりめん丼が大変評判を呼びました。一過性で終わらせるのはもったいないと、安芸釜あげちりめん丼楽会が誕生! 心をこめて作った釜あげちりめん丼のキャラクターとして「ちりめんドンちゃん」が11年に誕生しました。キャワイイジャコ!!

 ドンちゃんの生みの親は、「アンパンマン」でおなじみのやなせたかし先生です! 話を持っていくと二つ返事で快く引き受けてくれたそうじゃこ。ドンちゃんは普段、安芸沖の海で生活しているんじゃこ。でも、今日は僕のためにわざわざ上がってきてくれたじゃこー! ここだけの話ですが、僕とドンちゃんは昔ふかーい仲でした。でも残念ながら、1年前のある日ふられたじゃこー! 悲しいじゃこー! ま、そんなことは置いといて、安芸のみなさんはもとより高知県のみなさんに愛されています。

 安芸の釜あげちりめん丼を食べられるお店は安芸市内に15店舗あります。どこもそれぞれ違う味で、すごくおいしいじゃこ。グルメで有名な僕が言うんだから間違いないじゃこ! これはもう安芸に来て食べてもらうしかないじゃこ! ちなみに安芸市のちりめん丼の五箇条があるんです! 1.おしながきは「安芸釜あげちりめん丼」にするじゃこ。2.安芸沖で獲れたちりめんじゃこをこじゃんとのせるじゃこ。3.薬味は安芸産にこだわるじゃこ。4.薫り豊かなユズを必ず使うじゃこ(ユズ酢の生産量は日本一じゃこ~!)。5.安芸流のおもてなしの心でつくるじゃこ。

 安芸沖でとれるドロメ(カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシの稚魚)を新鮮なうちに釜揚げにして食べるのは最高じゃこ! 僕の師匠である6代・桂文枝師匠も高知県で一番安くてうまいとお気に入り。第1回全四国ご当地じゃこサミットで、優勝しちゃいました~!11年度の食1グランプリ(高知県のB級グルメの祭典)でも優勝しちゃいました~! ここに来ないとおいしいちりめん丼は食べられません。だからぜひ食べに来てほしいじゃこ。僕とドンちゃんが待っているじゃこ~!

 ◇プロフィル

 淀家萬月(よどや・まんげつ) 1968年11月29日京都市生まれ。91年に桂三枝(現6代目桂文枝)一門に入門。落語や大道芸を得意とし、祭りやイベントを中心に活躍。高知の住みます芸人として11年5月から活動している。越知町観光おち大使も務め、落語会や小学校で児童に落語を指導している。毎日午後10時からYNN(よしもとネタネットワーク)高知チャンネル(http://www.ynn47.jp/kochi/)をユーストリームで生配信中。

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