井上真央:大河「花燃ゆ」は幕末版「男はつらいよ」?

1 / 17

 女優の井上真央さんが11日、2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」を収録している東京都内のスタジオで、共演の大沢たかおさんらとともに会見した。吉田松陰の妹である主人公・文(ふみ)役の井上さんは父母や兄夫婦ら杉家の面々を演じるキャストとともに登場し、「寅兄さん(吉田松陰)に父も母も文も喜んだり悲しんだりしながら、そんな家族が本当に幕末版『男はつらいよ』みたいで、ほほ笑ましい」と笑顔で語り、母・杉滝役の檀ふみさんも「文ちゃんは(寅さんの妹の)さくらちゃんなんです。本当に優しくて頑張り屋で気遣いができて、真央ちゃんとすごく重なる部分がある」と話した。

あなたにオススメ

 会見は松下村塾を模したセットで行われ、井上さんは「とてもぜいたくなセットで、これからいろんな方との出会いと別れを繰り返して成長する姿を見せられたら」と抱負を語った。のちに夫となる役の小田村伊之助(のちの楫取素彦=かとり・もとひこ)役の大沢たかおさんは「デビューした原点に返ってやろうと思っている。セットもスケールの大きな映画を撮っているような感じで、気持ちが引き締まります」と語っていた。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。松陰を伊勢谷友介さん、高杉晋作を高良健吾さん、文の最初の夫・久坂玄瑞を東出昌大さん、文の夫・小田村伊之助を大沢さんが演じる。ドラマは8月に山口県萩市でクランクインし、その後、長崎と東京近郊でロケを行い、2日から東京都内のスタジオで撮影をスタート。放送は2015年1月4日から。

写真を見る全 17 枚

テレビ 最新記事