女優の菅野美穂さんと俳優の小泉孝太郎さんが、ディズニーの劇場版アニメ最新作「ベイマックス」(ドン・ホール監督、クリス・ウィリアムズ監督、12月20日公開)の日本語吹き替え版で声優を務めることが明らかになった。ディズニー声優に初挑戦する菅野さんは「ベイマックスが、東京と似た風景の中でどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです。声のみでの演技で難しいと思いますが、新鮮な気持ちで演じられたらと思います」と意気込みを語っている。
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映画は、幼くして両親を亡くし、最愛の存在だった兄・タダシも謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの天才少年・ヒロが、兄の形見で人々の心と体の健康を守るケア・ロボット「ベイマックス」と出会い、心の傷を癒やしながら悪の存在に立ち向かう……というアドベンチャー。物語の舞台となる「サンフランソウキョウ」は、サンフランシスコの地形に日本の文化や風景が融合された架空都市で、ベイマックスの顔も日本の鈴にインスパイアされて作られたという。
菅野さんは、ヒロとタダシを女手一つで育て上げる母性愛に満ちたキャラクター・キャス役を演じ、小泉さんは兄・タダシを演じる。小泉さんは「タダシが世の中の幸せを願って開発したケア・ロボットのベイマックスという存在に、大きなスケールを感じました。声優は初めての挑戦なのですが、彼がベイマックスに込めた思いや深い愛情を伝えられるよう、頑張りたいと思います」と話している。
菅野さんと小泉さんの起用について、ホール監督とウィリアムズ監督は「キャスとタダシのイメージにピッタリだね! 日本へは特別な思いがあるし、美穂と孝太郎の日本語版を楽しみにしてるよ。東京国際映画祭でぜひ彼らに会いたいね!」と期待している。
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