蒼井優:西島秀俊のタフさにびっくり

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 女優の蒼井優さんが8日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれた連続ドラマ「MOZU」のサウンドトラック演奏会に、主演の西島秀俊さんや真木よう子さんらキャストと羽住英一郎監督とスペシャルゲストとして登場。シーズン2から出演した蒼井さんは「そんなにアクションがなかったので、特に大変なことはお芝居の難しさしかなかった」と撮影を振り返ったが、一番印象的なことを聞かれると「これだけ長丁場で撮影されている西島さんが撮影の終わりで寂しがっていて、西島さんはどこまでタフなんだろうって、それが一番衝撃的でした」と語って会場を沸かせた。

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 「MOZU」は、映像化は不可能といわれた逢坂剛さんのハードボイルド小説「百舌」シリーズをWOWOWとTBSが共同制作でドラマ化。壮大なスケールの爆破シーンや、公安のエース・倉木尚武を演じる西島さんら出演者の激しいアクションが話題を呼んだ。「Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」がTBS系で4~6月に放送され、「Season2 ~幻の翼~」は6~7月にWOWOWで放送された。

 演奏会は、「TOUCH!WOWOW2014 presents 菅野祐悟×MOZUコンサート」と題して、劇中音楽を担当した作曲家の菅野祐悟さんがオリジナルのオーケストラを率いて登場。ゲストには、池松壮亮さん、佐野史郎さんも登場した。

 西島さんは「おじゃまします。袖でずっと聞かせてもらって感動しています」と恐縮しながらも、「個人的に演技していて、悲しいとか、楽しいとか名前が付く前のざわついた感情が音楽に感じ取れて、シンパシーを感じていました」と、菅野さんの音楽の魅力を語った。真木さんも「こんなにオーケストラが後ろにいると、テンション上がります。歌いたい気分ですが、歌いません!」と興奮気味に語り、「画(え)の空気感を絶対に壊さない音楽を流してくれる。ここぞというときに曲を流してくれるのは、菅野さんだからこそ」とうなずいていた。「MOZU」の「Season2」は16日午後8時57分から、TBS系で地上波初放送される。

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