哀川翔:次女とドラマ初共演 娘の初演技「ナチュラルでよかった」

テレビ東京提供
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俳優の哀川翔さんが、17日に放送されるテレビ東京のドラマ「借王(シャッキング)~華麗なる借金返済作戦~」で、次女で現役女子高生の福地桃子さん(17)と親子役でドラマ初共演を果たすことが14日分かった。福地さんにとっては今回がドラマ初出演だが、哀川さんは「(親子役だから)演技っていう演技じゃないからね。日常の会話だから、そんなに演技する必要もないし、それぐらいだったらできないこともないだろうと」と笑いつつ、「まあ、ナチュラルでよかったんじゃないかな」と評した。

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 福地さんは、東京都内の私立高校に通う高校生。普段は学校でのダンスや焼き肉店のアルバイトなどをしているという。以前から哀川さん夫妻と親交のある同ドラマの香月秀之監督が、キャスティングの段階で、哀川さんと福地さんがイベントで共演している姿をテレビで見かけ、哀川さんが演じる主人公の中学3年生の娘役に福地さんが「年齢的にもぴったり」だと思い、出演打診し共演が実現したという。

 次女の演技初挑戦に、哀川さんは「特別に話はしていないけど、普通通りやれば大丈夫だよ、と。とりあえず2回くらい一緒に台本を読んだかな」と親心からアドバイス。撮影現場には哀川さんの妻と長女も訪れ、福地さんは家族に見守られながらNGを出さずに初芝居を乗り切ったという。撮影を終えた福地さんは「親子という設定だったので、とてもやりやすかったです」と語り、初芝居に「難しかったですが、楽しかったです」と充実感。今後の女優業については「まだ分からない」と答えたものの、間近で見た父の演技については「すごいと思いました」と尊敬のまなざしを向けた。

 「借王」は、土山しげるさん作、平井りゅうじさん画のマンガ(リイド社)が原作。哀川さんの主演で劇場でも上映もされている人気シリーズで、地上波でのドラマ化は今回が初めて。大手銀行の営業課長・安斉満(哀川さん)が幼なじみの森下怜子(賀来千香子さん)とともに、それぞれの事情で背負った借金の返済に奔走する。ほかに、渡部秀さん、石丸謙二郎さん、藤吉久美子さん、石井苗子さん、前田美波里さん、袴田吉彦さん、木村祐一さん、板尾創路さんらが出演する。同局の2時間ドラマ枠「水曜ミステリー9」(水曜午後9時~同10時48分)で17日に放送される。

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