北澤豪:ブラインドサッカー日本代表・黒田智成選手を絶賛

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 元サッカー日本代表の北澤豪さんが11日、東京都内で行われたWOWOWのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW 盲目のストライカー世界へ」の完成披露試写会に、視覚障害者がプレーするブラインドサッカーの日本代表・黒田智成選手と一緒に出席した。番組は昨年11月に東京で開催された「IBSAブラインドサッカー世界選手権」で活躍した黒田選手と日本代表チームに密着したドキュメンタリーで、VTRを振り返った北澤さんは「アスリートとして努力がないとここまでできない。(番組内で見せた)陰の努力は知らなかったので、すげえな黒田って感じですね」と日本のエースを褒めたたえた。

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 黒田選手と2002年の世界選手権で初めて会ったという北澤さんは「そのときのレベルからかなり成長している」と称賛し、実際にブラインドサッカーをプレーした自身の体験を例に「普通は見えないというところで腰が落ちて手が出ちゃうんですが、黒田君もそうだけど、手を振りながらサッカーができる選手はすごいレベルだと思う」と感心した様子で語った。

 昨年の世界選手権で日本代表は6位という結果に終わった。黒田選手は今回の試写会を振り返り、「ゴールの喜びと、勝利によってチームや会場が一体になって喜べることの素晴らしさを改めて実感した。それと同時に悔しさがまたこみ上げてきた。僕たちの目標はベスト4だったけど、そこに届かなかったので、次はそれ以上を達成できるように頑張っていこうと思う」とリベンジを宣言。さらに、16年のリオデジャネイロパラリンピック出場を目標に掲げ、「そこで世界と戦えるということを示すことが、20年の東京五輪につながる」と語っていた。

 「ノンフィクションW 盲目のストライカー世界へ」は、21日午後1時からWOWOWプライムで放送。

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