お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀さんが主演を務める映画「新選組オブ・ザ・デッド」(渡辺一志監督)が11日、公開される。長編映画初主演となる日村さんだが、幕末の京都を舞台に、ゾンビにかまれた新選組隊士を演じる時代劇ホラーという異色作だ。日村さんに、作品への思いや魅力、意気込みを聞いた。
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「新選組オブ・ザ・デッド」は、ゾンビが突如として出現した幕末の京都を舞台に、新選組隊士という身分をいいことに好き勝手に振る舞ってきた男が、ゾンビに出くわしてかまれてしまう。命を取り留めたが、彼の肉体は次第にゾンビ化し、ゾンビ対新選組の戦いに巻き込まれていく……というストーリー。ゾンビ、幕末、新選組というインパクトのあるキーワードが並ぶ同映画だが、日村さんは「ゾンビに関しては、正直に言うと、まだ想定内だった。そういう設定をもらえれば、映画に出られるんじゃないかと思っていた」という。
オファーを受けた当時は「伝えてくるマネジャーが半笑いだったから、こっちも笑いながら『面白そうだね。ちょっとドッキリかな』と思いながら」も快諾したという。一番びっくりしたのは、演じた新選組の架空の迷惑隊士・屑山下衆太郎(くずやま・げすたろう)という名前で「衝撃的な役名ですね!」と即答。「あり得ないしふざけ過ぎだし、どこで言っても受ける」といい、オファー時に同席した相方の設楽統さんの反応も「映画なの。主役なの。すげえなってなるんですけれど、笑いが入っていた。(映画を)見てもらって、面白かったと言ってもらっています」と明かした。
ゾンビ映画と時代劇の融合については、「あり得ないけれど何となくみんな知っている二つが混ざって、それを僕がやっているんで、過去に見たことないような、新しいジャンルのものと思って見ていただければ」と、自信を見せる日村さんだが、「ほかのゾンビ映画と圧倒的に違うのは、怖くないということです!」と、まさかの逆PR。「怖くないよ。だから変に何か先入観を持ってこなくていい。怖くないです。そこがテーマじゃない」と繰り返した。
初主演については「こんなこと言ったら手を抜いていると思われますが、ゾンビ役は圧倒的にせりふを覚えなくていい。ちょっとした勇気とアクションができれば」と、自身の演技には満足している様子。「監督が『すごい金脈を掘り当てた』って言ってました。『ハイスクール・オブ・ザ・デッド』とか『トラック野郎・オブ・ザ・デッド』とか、ずっとやれる」と、続編にも意欲を見せていた。11日に全国公開。
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