長谷川博己:園子温監督に乗せられた? 「やりすぎちゃって」と後悔

映画「ラブ&ピース」のジャパンプレミアに登場した長谷川博己さん
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映画「ラブ&ピース」のジャパンプレミアに登場した長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが24日、東京都内で行われた映画「ラブ&ピース」(園子温監督、27日公開)のジャパンプレミアに、女優の麻生久美子さんや俳優の西田敏行さんとともに登場。園監督の作品に出演するのは「地獄でなぜ悪い」に続き2度目となる長谷川さんは「ちょっと、やりすぎちゃって後悔した」と自身の演技を振り返り苦笑い。一方、園監督は「殻、破りすぎ」と長谷川さんに突っ込みつつも、その演技を「何年もかかるところをたった1秒で(殻を)破り捨てる瞬間を見てほしい。素晴らしい演技でした」と絶賛していた。

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  映画は、園監督が初めて特撮に挑戦するオリジナル作品。うだつの上がらない日々を過ごす平凡なサラリーマン・良一(長谷川さん)はある日、デパートの屋上で1匹のミドリガメと目が合い、運命的なものを感じる。あきらめたロックミュージシャンへの道、まともに話せないが恋心を抱いている裕子(麻生さん)への思いを抱える良一の人生を取り戻すのに必要な最後の欠片(ピース)がミドリガメだった……というストーリー。  

 麻生さんは作品について「カメが可愛くて温かい気持ちになった。園さんの伝えたいメッセージが直球で投げつけられてきて、(見ていて)いつの間にか気づいたら泣いていた」と明かすと、「特に西田さんのパートが心に響いて、子供にも見せたいと思った」と語った。初共演となる長谷川さんについては「何でもできてスゴイなって思った」といい、「(劇中で)ギターを弾いて、歌を歌っているんですけど、バンドをやっていたんじゃないかって思うくらい上手で、かなわないなって」と話した。また長谷川さんが「天真爛漫(てんしんらんまん)で純真な人」と麻生さんの印象を語ると、麻生さんは恥ずかしそうな笑顔を浮かべていた。

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