BS11:戦後の「特攻の母」伝える 19歳芸大生の思い ウィークリーニュースONZE

「特攻の母」鳥濱トメさんの思いを伝える19歳の芸大生・佐々木香菜子さん
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「特攻の母」鳥濱トメさんの思いを伝える19歳の芸大生・佐々木香菜子さん

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は28日、戦時中に特攻隊員に「特攻の母」と慕われた女性の戦後の物語を朗読劇として伝える19歳の東京芸術大生を追った特集「“それからの特攻の母” 朗読劇で伝える19歳」を放送する。

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 鹿児島県南九州市知覧の陸軍航空基地近くで食堂を営んでいた鳥濱トメさんは、特攻隊員たちに笑顔で接し、母のように慕われた。若い特攻隊員たちから「平和な国を作ってほしい」などと言葉をかけられたトメさんは、戦後日本の復興を目指して納税を呼びかけ、「納税おばさん」と呼ばれた。その姿を元金沢国税局長の伏見俊行さんが「それからの特攻の母」という1冊の本にまとめた。

 番組では、「それからの特攻の母」を朗読劇にして後世に伝えようとするボランティアグループに参加する19歳の芸大生・佐々木香菜子さんに注目。オペラ歌手を目指しながら、トメさんの思いをつないでいこうという佐々木さんの姿を追った。

 放送は28日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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